全国旅行支援クーポンでしか購入出来ない企画乗車券です。北海道全線を当日中に回るのは不可能ですが2,000円と言う料金設定は少し乗れれば元をとれるので良心的と言えます。乗った翌日の15日は地震後の復旧に手間取り当日中に帰れないという事態になったことを振り返ると、予定通り乗れたのは何とも幸せでした。 22,12,14 09:11頃 3833M千歳駅停車中 iphone14カメラ機能で撮影
14日はどうあがいても天気が悪く、一日不機嫌になるのもなんなので乗り鉄する事にしました。幸い、旅行支援のクーポンのみで利用出来る北海道全線普通列車乗り放題きっぷの設定があり、その企画きっぷを使う事に。当日では窓口が開いているか不安で前日に購入しておきました(実際には窓口は07:00〜でしたので購入は可能)。
まず本日のルートは
東室蘭07:13ー08:22苫小牧08:29ー08:47南千歳08:55ー08:59新千歳空港09:06ー10:22小樽10:53ー12:12倶知安12:35ー14:11長万部15:34ー16:58東室蘭
の反時計周りのルートで本数の少ない倶知安ー長万部をどうなるかがポイントになりました。
朝は05:30に起床。ルートインはどこも大浴場があるのがありがたい限りです。朝風呂にゆっくり入って06:30からの朝食をいただき07:13発の苫小牧行の普通列車に乗りましたが単行の室蘭駅発DECMOは東室蘭駅到着場面でもう大混雑。混む列車で単行はどうなのかなぁ?と思うけど利用者の事を何も考えないのはJR共通の認識と思えば腑に落ちます。
なんとか座席に座れて苫小牧駅まで約01時間強。苫小牧駅で札幌行の列車に乗換て南千歳駅で一旦、新千歳空港駅へ向かい新千歳空港発小樽行の列車に乗車。この列車転換クロスシートの721系ではなくロングシートの733系でガッカリ!仕方なくuシートに乗る事にしましたが、これが駅ネットで予約出来るのにはビックリ!駅ネットは東海道・山陽新幹線も予約出来るのでそこ凄さを再認識しました。
苫小牧は積雪はほとんどなかったものの南千歳駅付近から北はそれなりに積雪があり、札幌は完全な雪景色でした。
↑↓倶知安―長万部間に乗車した2940Dは単行運転だというのに乗り切れないほどの乗客が倶知安ホームに並んでいたいました。乗ったら、乗ったで車内は足の踏み場もないくらいキャリーバックが床に置かれ、この車内は日本国内?と思えてしまいます。この乗客の大半はニセコ駅で下車していきましたが、それ以上の乗客が乗り込んできて、長万部駅まで混雑は続いていたのは予想外でした。 ↑22,12,14 12:35頃 倶知安駅 2940D ↓22,12,14 12:59頃 2940D車内 比羅夫―ニセコ間 iphone14カメラ機能で撮影
小樽から乗ったDECMOの2連は日本では珍しく多国籍列車で当然ながらキャリーバックが床にいくつも放置されとても日本の列車とは思えない様相。それでも2連なので余市駅を過ぎると車内は空席も出して落ち着きを取り戻しましたが、倶知安駅で乗換た列車らDECMOの単行でニセコまで行く外国人旅行者でキャリーバックで足の踏み場も無い様相。そしてニセコ駅で降りたら、降りたら以上に外国人がキャリーバックをひとつではなく、二つも引っ張って乗り込んできてさらに混雑。列車の外はホワイトアウトになるほどの地吹雪で列車に乗っているから良いものの、レンタカーを運転してたら気が気じゃない鴨。結局、長万部駅まで立ったままの乗客もいて、単行はどうなのかなぁ?と首を傾げるけど馬耳東風のJRに言っても無駄なのでしょう!
目名駅では降車旅客はひとりだけでした。積雪もなんのその、家路につく方の足跡に雪国に生活の厳しさ感じました。 22,12,14 13:20頃 目名駅 ↓22,12,14 13:20頃 2940D車内 比羅夫―ニセコ間 iphone14カメラ機能で撮影
長万部の乗換時間はあるので、かなやの店舗まで行って暖かいかにめしを購入し、店舗横にある列車車内風のフリースペースでいただく事に。
正面で放映しているビデオでカニめしの歴史などを語ったりして勉強になります。実は元上司が元長万部車掌区の助役と言う経歴を持ち、このかなやの社長と二人で町の世話人をやっていたそう。だから、どう?って事になりますがその時の社長らしき人が出てきてちょっと興味を持った次第。
あと、室蘭線の運転台ビデオも放映されていましたが礼文のトンネル飛び出しから始まり静狩駅では多くの鉄ちゃんが乗り込む光景も含まれています。このビデオ、天気は快晴なので1レ〝北斗星〝は撃Vだったんだろうなぁ!と妄想に浸りながらかにめしをいただきました。
長万部駅乗換時間中に3067レが通過していきました。この日は積雪も少ないようで着雪もほとんどなく通過して行きました。 22,12,14 15:16頃 長万部 3067レ Canon EOS1DX MarkⅢ
長万部駅から乗ったDECMOは単行ながらも外国人旅行者は見当たらずガラガラの車内で暮れていく景色を眺めていましたが、なんと秘境駅であるはずの小幌駅では数人が乗り込んできてビックリ!確かこの列車の前に小幌駅停車の上り列車があり、少し待つとこの列車がやってくる時刻設定になっていて、秘境駅らしからぬ事になっていると思われます。東室蘭発の上り列車は学生で大混雑でしたが、私が乗った下り列車はガラガラで夕闇をひたすら走り抜けて行きました。暇つぶしの割には充実した乗り鉄は東室蘭駅到着で終わり。冷たい北風の中、セコマに行って夕飯を購入しホテルに足早に駆け込み温かいお風呂で身体を癒し、冷たいビールでテレビを見ていたらいつの間にか寝落ちしていました。