DT200Aの庫 (goo-blg)

16~19日は新緑を求めて道東へ(前)


 この撮影地は国道38号のオーバークロスで近くに駐車スペースもある事から超お手軽撮影地で追っ掛けの時によく使いますが今回はここだけ霧が切れていたのでワンパターンは承知の上でここで撮影しました。      19,05,16 14:40頃 古瀬―音別 2092レ  Canon EOS1DX MarkⅡ

 05月16日から19日まで北海道・釧路界隈と丸瀬布の撮影に出撃しました。この撮影旅行の発端は丸瀬布・いこいの森の雨宮21号と桜を絡めて撮影してみたいと言う野心からでした。いつもお世話になっている道内の鉄ちゃんからいろいろとアドバイスをいただき過去10年間のいこいの森の桜開花日の資料もいただき全くの賭けになってしまいますが05月11~12日か17~18日のどちらかに咲くと予想に至りました。このうち11~12日は親戚の法事が入る可能性があり必然的に17~18日に出撃する事にしました。また、余談ながら同じ理由で11~12日の撮影用チャーターのお誘いもお断りした次第です。しかしながら、いこいの森の桜は連休最終日の06日あたりに盛りを迎えて私の計画はあえなく夢と化してしまいました。ただ桜が咲き終わると新緑の季節になります。それはそれで見栄えが良いので桜は諦めて新緑目当てに出撃する事にしました。

【05月16日(木)】
 往路の飛行機は羽田空港08:00→(JAL541便)→09:35釧路空港といつもより朝に余裕がありました。そのため始発に乗る必要もなくゆっくり自宅マンションを出発しました。
 羽田空港にはフライト時刻の2時間前に到着しいつものように荷物を預けると地下のコンビニに向かいサンドイッチとコーヒーで朝食を頂きました。新幹線のホームに1時間も前から来ているのはもったいない気がしますが飛行場は少し早めに来てそこで働いている人を見ているとあっという間に時間が経過してしまいます。
 飛行機はほぼ定刻に離陸。釧路空港にもほぼ定刻で着陸しました。天気予報では釧路は曇りの予報でしたが現地は晴れでした。ただ海岸沿いはまだ霧が出ていたので海岸部での撮影はリスクがあると判断してまずは北上して弟子屈駅・・・もとい摩周駅方面へ向かう事にしました。摩周駅には12時前に到着。ちょうど摩周駅3727Dを撮影しましたが到着はなんとか晴れたものの3分の停車時間を利用して発車も狙っらこちらは珍味雲にやられてしまいました。その後周辺の雲を眺めるとGPV/SCWの予報とは裏腹に北側にはかなり厚い雲が漂っていました。それに対して曇りの予報だった釧路方面は霧が切れたのでしょうか綺麗な青空になっています。釧路空港から弟子屈まで来たのに雲に翻弄されて南下するとこに。釧路の市街地に13:30頃に到着し釧路外環道で白糠方面へ向かいます。釧路は霧が完全に消えて晴れていましたが白糠あたりからはまだ霧が残っていました。西へ進むと更に霧が深くなりました。そんな中、古瀬ー音別間の馬主来沼辺りだけ気流の関係でしょうか霧が晴れていてここでお目当ての2092レを撮影出来ました(ちなみに音別駅は濃霧のど真ん中でした)。


 ナビで弟子屈駅を探しても検索されず????って思ってしばらく考えると・・・そうです。摩周駅に変更になったんですネ!私の頭の中では今もって弟子屈駅なんですがねぇ!列車到着時駅員が直立不動でその横に日傘をさした女性がいたので思わず国鉄時代かとカメラを向けました。       19,05,16 12:12頃 摩周 3727D  Canon EOS1DX MarkⅡ

 2092レ撮影後にGPV/SCWを見ると釧路は再度曇りになる予報なのに対して十勝平野は夕方にピンポイントで晴れ間が出てその後端が池田ありになると予想していました。それならばと2092レを池田まで追っ掛けてみましたが予報はあえなく外れてただの無駄になってしまい仕方なく道東自動車道で本別ICから阿寒ICまで乗り釧路の宿に18:30前に到着し一日が終わりました。ちなみに予報では曇りとなるはずの釧路は綺麗な夕陽でなかなかやるせない気持ちが込み上げて来ました。初日だけで釧路空港ー弟子屈ー釧路ー池田ー釧路と走り回り走行距離は350キロを超えていました。

【05月17日(金)】
 朝起きると釧路は真っ白でして。すごい霧のようです。気乗りはしませんでしたが雨さえ降らなければ現地までは行ってみようとホテルを後にしました。
 釧路外環道に入ると普段は80キロ近いスピードで飛ばすプロのトラックドライバーでさえ視界不良で50キロくらいしか出せないくらい凄い霧でした。
 霧の中ですが古瀬ー白糠で朝のエロエロ光線でやって来るはずだった2091レを待ちましたが霧の中からヘッドライトだけが確認できる最悪のコンディションできた。撮らなくても良かったのですが悪あがきで1枚撮影してみました。その後は一途の望みを持って線路際でウトウトしながら待機していましたが全く回復することなく豊頃駅で夕方を迎えて晴れカットは皆無で国道38号線で足取りも重く釧路へ戻った次第です。


 頭に描いていたこの列車の構図は海岸線を海から注ぐ太陽でギラギラ光りながら走っているのを撮るつもりでしたが夢とかしてしまいました。      19,05,17 06:04頃 古瀬―白糠 2091レ  Canon EOS1DX MarkⅡ

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