DT200Aの庫 (goo-blg)

本当に久々の単独夜行日帰りで13日は只見線へ!


 田んぼの中で三脚にカメラを乗せて構えているともう少しで80歳だと言う元気な農家のじいちゃんがバイクでやってきて物珍しいそうに覗き込み、それからしばらく世間話に華を咲かせました。農家の後継者がいなくて困ってる話。会津米はコシヒカリと同等のAランクになって良かったという話。その矢先に起きた福島原発の風評被害でせっかくのAランクの米が全然売れなかった苦しさなどいろいろはなしてくれました。最後に〝ここの風景が好きならまたおいで!〝と言ってくれ本当の趣味の鉄道写真はこんな環境で撮るのか理想だと感じた次第。
 〝邪魔だからどっか行け!〝と農家の人に怒鳴られることもなく〝前の奴、ルール違反だそう肘下げろ!〝なんてアホ鉄の怒号が飛ぶわけでもなくのんびり撮影が出来て鉄分補給にはうってつけでした。    【Facebook】再掲    19,05,13   08:13頃    新鶴―若宮    425D  Canon EOS1DX MarkⅡ


 仕事は別としてプライベートと鉄ちゃんでは人より体力・気力は劣ってないと永年、自負していましたがさすがに還暦を迎え持病からによるものも含めて10年前とは明らかに体力が後退していることを実感しています。特に疲れはとれにくくなり、たとえ鉄ちゃん疲れであっても翌日の仕事に差し障りが出るくらいに影響します。そんなことから若い頃には当たり前だった単独夜行日帰りもほとんどやらなくなってしまいました。どうしても行きたい時には同行の方を探して運転の疲労を軽減することにしています。そんな中で私より少し若いK氏は歳を感じないくらい精力的にご活躍されていて連休も三岐鉄道で撮影中にカシオペアに青いカマが充当されると聞いて急遽、篠ノ井線まで転戦されたと言うからビックリです。
 さて、話変わって13日は頼んでいない休みでした。10連休は仕事に明け暮れたまの休みは狙ってたかのように天気が悪く鉄分不足になっていました。13日も関東地区は天気が芳しくなくまた自宅マンションでスギャナー三昧かな?と思っていたところ南東北は快晴の天気なのを知り、そういえば只見線は田んぼに水が入り一番綺麗なタイミングと思うといてもたってもいられずK氏に刺激を受けて封印していた単独夜行日帰りを決行することにしました。


 只見線の平野部で一番好きな場所がここです。この列車は既に10時を回っていた陽が高いのですが水田からの反射光で下廻りが少し浮かび上がっています。  19,05,13 10:06頃 新鶴―根岸 426D  Canon EOS1DX MarkⅡ

 12日は19:30まで勤務で速攻で帰路につき夕食を済ませて、まずは眠くてたまらなかったので90分だけ寝て23:30に自宅マンションを出発しました。
 日曜日の深夜の首都高速はガラガラでした。深夜の工事も少なく順調に北上して東北道浦和ICには60分で通過。トイレ休憩1回のみで白河ICを03:00前に降りて国道4号のシェルスタンドで給油をし甲子道路を45分で通り抜けしらじらと夜が明けて来た04:00頃に只見線根岸駅付近に到着。久々の単独夜通し運転で眠気が逆に消えてしまっていましたが〝ここで寝ないと〝と言う事で少しとうとしてから行動を開始しました。
 今回は会津高田ー根岸ー新鶴あたりの田んぼで水鏡を狙いに来たので会津坂下より奥には行かないことにして下りの初列車の421Dから新鶴付近で撮影を開始しました。この辺りは例年新鶴あたりの標高か高いところから水を入れてその後どんどん下流に水を流す様で、この日も高田辺りはまだ水か入っていないのに対して新鶴あたりはほとんど水が入っていました。農家の方に伺うと決まりはないけど昔からのやり方で踏襲しているそうで、やはり下流の農家は早く水を入れて耕したいので不満はあるそうです。
 午前中は下り2本、上り3本を撮影して426Dで終了。根岸のお立ち台の土手で1時間ほど仮眠してからお昼前になったので坂下の水車のお蕎麦を食べに向かいました。
 午後はまた水鏡を求めて新鶴辺りをウロウロとしていました。朝は水が入っていなかった田んぼも午後には水が入り始めていました。あっちへこっちへとウロウロして最後は撮影地を17時前に通過した430Dで一日の撮影は終了。本当はこの後に来る431Dと433Dも撮りたかったのですが帰宅時間がどんどん遅くなるので断腸の想いで撤収しました。
 会津高田の撮影地をちょうど17時に出発。途中、畦道を行ったり来たりして身体がいつも以上に埃っぽかったので会津鉄道弥五島駅近くの〝郷の湯〝で汗を流して温泉を出たのが18時ちょうど。甲子トンネルを越えて白河ICが18:45頃で矢板PAで夕食を済ませて浦和ICを20:45に通過し自宅マンション到着したのが21:45頃でした。
 昼間に列車が無いことを逆手に取って陽影で充分睡眠を確保したのがそれが功を奏してさほど疲れずに帰宅出来ました。


 一日の最後のカットは水鏡を捨てて飯豊連峰バックを狙ってみました。夕陽になれば山闇が陰影となり浮かび上がるのではと期待していましたが、薄雲が出て来てしまってコントラストが無くなってしまいました。      19,05,13 16:52頃 根岸―会津高田 430D  Canon EOS1DX MarkⅡ

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