小布施駅前からここまでエンジンを唸らせて移動してきました。この撮影地は昨年、マチさんと一緒に撮影した事があります。その時は薄陽になってしまい、今回はリベンジでした。後ろの山が紅葉していて最高のロケーションでした。この後、テクニカルセンターへ向かいました。 11,11,26 長野電鉄若穂 臨2413Xレ Canon EOS7D
購入9年目で16万キロ以上を走行しているFORSTERですが、さる11月26日に初めて駆動系の故障が発生しました。概況は私ともーたーまんさん。それにひだ号君の3人で長野電鉄2000系の臨時列車撮影中、小布施駅駅で停車している2000系のスナップ写真を撮影し、その後2000系が屋代線へ入線するので撮影のために移動しようとFORESTERのエンジンを始動した際に、ドライブEco表示(高速走行で低速を走らない様な条件下で駆動系を簡略して走り低燃費となるモード)が点滅を始めました。Ecoモードにしていないのに点灯するのはおかしいし点滅は何を意味するのか?と思いながらも運転を開始すると、発進がぎこちなくどうも2速のままで、速度を上げても進段しない様子になりました。まずは安全な所に停車してエンジンを停止し、1分間待って再起動しても現象は変わらず(この辺はどこぞの電車のVCBをoff後1分後に再投入のマニアル通り)。またエンジン始動後にドライブレンジを手動で動かしても状況に変化はありませんでした。まずはこの状態が最悪なものなのか、最低限の走行が可能なのかの判断は素人ではできず、すぐさま行きつけの神奈川スバルへ連絡し、現象を説明しました。対応した顔なじみのUさんによると”ギアは正常に噛んでいるので、2速固定なら50キロくらいの速度での運転は可能ながらも、なるべく早く近くのスバル系のショップに入れて、専門家に見て貰って欲しい”との事でした。
とりあえず動けると言うことはピットインより屋代線での2000系撮影が優先となります。そう言えばもう20数年前ですが米坂線の手ノ子-羽前沼沢間の有名撮影地でDE10の臨客を撮影するために数人で線路際の草刈をしていて、そのとき某氏が誤って草ではなく、自分の足を切ってしまい大出血になった事がありました。その出血の量と言ったら傷口からにじむ程度の出血ではなく、ドクドクと血が出で来て来る状況でした。しかしここで慌てて病院に行ったらDE10の臨客が撮影出来なくなると言う本人を除いた全員の意見で、本人には”傷口を強く抑えて、痛みを堪えよ!ここで撮影が出来なくなったら末裔の代まで小言を言われるだろうから、ここは我慢してお前も撮影しろ!”と言って、臨客を美味しく撮影してその後に小国町立病院へ駆け込んだ事があります。
今回は車のトラブルですから、その事を思い返せばどうって事ありません。2速ですから40キロくらいになるとエンジンが唸ってしまいますが、あまり気にせずに撮影地へと向かいました(ただし、水温計には終始注意を払っていました)。しかし60キロ位になると負荷が大きくなりヤバイかな?と思い、幹線道路に出ると事なく農道を40キロ程度でひたすら走り続け、屋代線ではかねてより狙っていた撮影地で2000系を撮影。そしてたまたま撮影地から程近いところに信州スバルのテクニカルセンターがあり、そこに駆け込んで仮修してもらい事なきを得て撮影を続ける事が出来ました。当初は時間が掛かるだろうと近くのラーメン屋に昼食に出掛けたのですが、食べ終わって戻ると既に修理は終わっていました。原因はバルブにより油圧で変速制御をするのですが、そのバルブが一時的に動作不具合になったとの事で、エンジンを切ってオイルが一旦冷やすとほとんど現象は再現されなくなるとの事でした。
しかし、スバルってこんな時に本当に頼もしい会社だと思いました。飛び込み同然でセンターに行っても、嫌な顔ひとつせず、故障箇所を見てくれて、ただ仮修するだけでなく、仮修だからこそ横浜までの帰り道で気をつける事等をアドバイスしてくれ、最悪は新幹線で帰宅も頭をよぎっただけに(それ以前に屋代線の撮影が出来ない事の方が重大ですが…)本当に助かりました。
↑↓上の写真がソレノイドバルブが取り付けられている状態で、下の写真がバルブを外した状態です。このバルブで油圧で調整し変速していくそうです。 神奈川スバル二俣川店 提供
仮修後は合コンに参加するために長野新幹線に乗るひだ号君を長野駅まで2,7キロの地点の1時間に1本のバス停で突放して(彼曰く、突放したら幸運にもすぐにバスが来て歩く事なく、長野駅までたどり着く事が出来たとの事です。なお、スバルでお色直しまでして臨んだ合コンの成果はどうだったかは聞いていません…笑)、私ともーたーまん様は屋代線の2000系復路を撮影して帰宅の途に着きましたが、中央道でFORESTERはすこぶる順調で、帰宅後も異常なく走ってはいました。しかし一度トラブルを発生しているので、安心料のつもりで不具合と指摘されたパーツを交換することにしました。故障原因ははっきりしていて、過去事例もある故障だそうで、まだまだ乗り続けたいFORESTERですので大事には至らずまずはホッとしている次第です。
これがソレノイドバルブ本体です。このバルブのパッキン類が劣化して、一時的に動作不具合を発生するのではないでしょうか?本体は高価なものではなく工賃のほうが高くなります。 神奈川スバル二俣川店 提供
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