朝イチの撮影地は牟礼のお立ち台と決めていました。この撮影地に立つと直江津早朝発のEF62牽引の12系団臨とか489系”白山”をなんでここで撮影しなかったのか後悔の念に陥ります。背景となる瑪瑙山(めのうやま)ももう少し雪があると思っていたのですが・・・? 19,12,10 08:07頃 しなの鉄道古間―牟礼 318M Canon EOS1DX MarkⅡ
10日の会津地方の週間予想は晴でした。ちょうど休みでもあるので初雪も降った事もあるし溶けないうちに撮影しようと企んでいたら3日前になり予報が急転して曇ベースの予報に変わってしまいました。前日の予報では少し持ち直して曇りのち晴になりましたがこの予報だと朝の列車は撃沈で昼の列車しか撮影が出来ない事になりリスクが大きくなります。天気が悪いなら自宅で休養もアリかと思いましたが撮れる時に撮ると言う鉄ちゃんのポリシーみたいなものが心の何処かにあり一度、出撃を決めているのでここで引き下がれないと言う思いから何かネタがないか探していると長野電鉄の旧営団3000系で赤帯を剥がした編成(O2編成)が走り始めて10日は団臨に入るとの事。更にしなの鉄道に目を向けると北線に115系湘南色が朝と昼前に長野ー黒姫間を往復する事が判明。どちらかが欠けたら単独で長野まで出撃しませんがネタがダブルであると心が揺れていつのまにか下準備を始めていました。
被写体に困ったら非電化区間に行けばそれなりの収穫があるので助かります。臨時もない普段着の飯山線ですので周囲に鉄ちゃんの姿もなくのんびり撮影出来るのは鉄分補給?ストレス発散になります。 19,12,10 10:16頃 替佐 130D Canon EOS1DX MarkⅡ
と、言う事で10日は長野単独日帰り出撃を敢行することに。深夜01時過ぎに出発。圏央道海老名から北上して関越道・上信越自動車道で長野に向かいました。自宅から黒姫まで休憩無しで目的地の黒姫のお立ち台に05時前に到着。まだ真っ暗でしたが微かに月明かりでで黒姫の山は綺麗に出ているのだけはわかりました。かれこれ30年以上前の事ですが飯田線に旧型電車を撮影するために夜間急行〝アルプス〝になって辰野に近づくにつれて月明かりで南アルプスの稜線が見えているのがわかると異常な興奮を覚えた記憶があります。あの時の興奮を思い出すくらい闇にある黒姫の稜線にテンションが上がりました。
思い描いていた撮影地が見当たらず困り果ててロケハンをしていると公民館の裏にちょっとした撮影地を見つけました。長野側を撮影するとホロが付いていて好ましい顔になります。 19,12,10 11:56頃 しなの鉄道古間―黒姫 328M Canon EOS1DX MarkⅡ
午前中はしなの鉄道沿線で撮影します。115系湘南色の315Mはまだ暗いうちに通過してしまうので一応、予定通りに運用が回っている事を確認するために黒姫駅近くで撮影しました。その後黒姫で折り返してやってくる318Mを牟礼の俯瞰のお立ち台で撮影しましたが、次の115系湘南色まで少し間合があるのでその間合を利用して飯山線のキハ110を3本来の例を替佐ー蓮間で撮影することにしました。その後11時前にしなの鉄道黒姫ー古間間に戻り撮影をしましたが実は飯山線での撮影途中にその間に今日(10日)に運転される長野電鉄の元営団3000系O2編成はお目当の湯田中まで入線しない事が判明。夜間瀬の鉄橋でO2編成が撮影したかっただけにそれが叶わぬと知ると一気にテンションが下がってしまいました。
319Mと328Mを黒姫ー古間間で撮影してしなの鉄道の撮影を終えましたが夜間瀬まで行ってもO2編成が撮れないのなら潔く帰ってしまおうと決め、そのまま帰るつもりで信州中野の街中で昼食を食べていると長野電鉄で朝から出撃されていた先輩の鉄ちゃんから〝午後は湯田中まで入らないけど小布施までは入る様です〝と貴重な情報をいただきました。まぁ、須坂ー小布施間の往復なら松川橋梁でなんとか撮れるので信州中野で飯を食っていたのも何かの縁と捉え現地に向かうことにしました。団臨と言っても撮影のチャーター列車だったらしく、申し訳なくタダ撮りになってしまいましたが晴ベースでO2編成を撮影する事が出来ました。まぁ思えば一時は撮影を諦めたO2編成も貴重な現地情報のおかげで撮れたのですから結果オーライとなりました。
正面光ながらもわずかに側にも陽が入っています。更に陽が低いので足回りにみ光線が入り込み理想的な写真が撮れました。 19,12,10 15:15頃 長野電鉄小布施 Canon EOS1DX MarkⅡ
帰は小布施スマートインターから長野道に入り上信越道経由で佐久小諸JCが分岐して中部横断自動車道(暫定無料区間)に入りました。中部横断自動車道の終点である八千穂高原ICで降りて国道141号をひたすら走り(野辺山駅前17時通過)、須玉ICから中央道に入り圏央道海老名ICで降りてました。なぜこんなルートを走ったかと言うと単独出撃のために少しでも高速料金を少しでも浮かす魂胆でしたがこれが距離低減性の料金体制のお陰で裏目に出て上信越道ー関越道ー圏央道の方が時間は早いし高速料金も少しばかり安い事が後でわかり、くたばり損の銭失いになってしまいました。
中央道で途中、20分の仮眠をしただけで一気に帰ってきて自宅には20:30頃に着く事が出来ました。
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