DT200Aの庫 (goo-blg)

写真展 ”鉄道に魅せられて”

 今日は慶応大学鉄道研究会OBで構成されている鉄研三田会の写真展”鉄道の魅せられて”を鑑賞に伺ってまいりました。慶応大学のOBには公私ともいろいろお世話になっており、特に鉄研OBには格別なお世話を頂いています。
 以前は鉄研三田会の写真展は新宿の高層ビル群の一角にある住友生命ビルの1Fを借り切っての開催でしたが、今回は品川での開催となりました。
 品川と言えば私の勤務地でもありますのでお邪魔しないわけにも行きません。開催されて数日経つ今日、アケ番でしたので拝見して参りました。
 以前の鉄研三田会の写真展もそうであった様に、今回の写真展も今はご高齢となった鉄研三田会の大先輩の方の日本の現役蒸機の写真が素晴らしく、一枚一枚を食い入るように拝見させて頂きました。特に、当時は訪れるだけでも大変であっただろう地方私鉄・専用線の蒸機の写真にはその素晴らしさと撮影のご苦労が偲ばれ、ただただ感激の一言でした。言い尽くされた言葉ですが「この時代に生まれ、この先輩と一緒に撮影できたらどんなに幸せだったのだろうか?」と思ってしまいました。
 また、今回の写真展で際立ったのがデジタル一眼カメラで撮影した最近の作品です。私自身は銀塩派ですが(一応、撮影現場で作品の確認が出来る便利さとデジタルカメラと言うジャンルにも慣れる為にサブカメラとしてEOSKissデジでも撮っていますが…)、撮影者が納得していれば銀塩(フイルム)撮影でもデジタルの撮影でも気にはしないのですが、今回の写真展では気にしないと言っては見るもの、おのずとデジタルでの撮影がわかる写真が幾つかありました。これだけ色が違うと同じカメラとしてひとくくりするのは少し無理がある気がして来る程でした。


 まだまだ日本の各地で大型蒸機が活躍していた時代に、名もない地方私鉄・専用線に足を踏み入れこうやって写真と言う記録媒体に残したと言うこと自体、文化そのものと感じました。(主催者側の許可を得て撮影)


 こちらは国鉄現役蒸機の作品です。雑誌などで一度は拝見している作品もありましたが、生写真で見る迫力はまた別格です。ありきたりだけど斉藤晃先生の上目名の104レの写真が、あと10年早く生まれていれば…と悔しさが込み上げる作品です。(主催者側の許可を得て撮影)


 この上下の写真は同一人物の写真です。作風は同じなのですが上がデジタル。下が銀塩です。現場で見ると作風は同じなのに脈が異なることがわかります。(撮影者の許可を得ずに撮影)

 ~8月16日(木) オープンギャラリー(品川)…品川駅港南口を出て右(大阪方に約400メートル):キヤノンSタワー2F 日曜・祝日休館 入場無料

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