DT200Aの庫 (goo-blg)

E655系 プレス公開

 ポスト1号編成として、極秘裏と言っていいほど厳重な報道統制の中、東急車輛で製造されていたE655系が今日、ブレス発表され、公の車両としてデビューしました。
 既に7月5日に東急車輛からJR側に引き渡されてはいたもののJR側から正式には落成の発表はなされず、そのため今月発行の鉄道雑誌は”鉄道ファン”や”レールマガジン”等はE655系の車両紹介はしているものの、その解説などは微妙に異なり、やはり曰くつきの車両だけにその取扱に苦慮しているがありありとわかりました。

 近年、天皇・皇后両陛下ともご高齢のため自動車での移動が負担となり、また高齢ともなればトイレも近くなり自動車ではその設定もままならず、側近も苦慮しされ平成になってから長時間の移動には幾度となく現行1号編成によるお召列車が運転されました。
 しかし、現行1号編成も走行距離から言えばまだまだ新車ですが、経年劣化は否定できずここ何回は綱渡りの状態でお召列車を運転したケースも出てきています。特に02年6月の陸羽西線でのお召列車では直前に重大な不具合が発見され大井工場(現・東京総合車両センター)や土崎工場(現・秋田総合車両センター)から応援を求め、最悪の場合まで考えてキハ110系の代走車まで用意し、まさに不眠不休で1号編成を修理しお召列車本番を迎えたというケースまで出てきました。
 この出来事を境に経年劣化を理由としたポスト1号編成の計画を耳にするようになって来ました。そして今年いよいよE655系と言う新系列の形式を与えられお召車両の落成となったわけです。

 となると私達の一番気になることは現行1号編成の処遇です。まさか解体とはならないでしょうが(私の予測では大宮の鉄道博物館が別館建設予定と聞いていますので、そこに保存されるのではないかと思っています。)、もう天皇・皇后両陛下をお乗せして走る姿は見れないのでしょうか?出来れば、現役引退までにもう一度、あの3軸ボギーの走行音も高らかに品格のあるあの車両の走る姿を見たいものです。もちろん牽引するのはピカピカに磨かれたEF5861号機であるのは言うまでもありません。


天皇・皇后両陛下がにこやかに微笑まれお召し列車は通過  02,06,03 羽前前波


 EF5861号機のお召ではありませんが、この写真がお召列車撮影では一番印象に残っています。晩秋の陽射しに輝きながらお召列車がその姿を現したとき身震いしたのを今でも鮮明に憶えています。 97,10,06 土沢 お召

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