長野・福島恐慌撮影ツアーが終わり、ほっとする間もなく自宅マンションに2泊した
09月09日から12日まで北海道・道東へ撮影旅行へ向かいました。
今回はダイジェスト版として印象に残った作品をご紹介したいと思います。
09日は羽田空港07:00発―JAL565-女満別08:40に搭乗しました。女満別空港に到着する頃に札幌在住のIさんよりこの日の71Dー6084D-6083Dの遠軽より2両がキハ183系リバイバル塗装と言うありがたい情報をいただき、止別でキハ54を撮影してから予め地図で目安をつけていた呼人駅遠軽側のこ線橋で撮影しました。4両のうち2両だけリバイバル塗装と言う中途半端な編成なのでこんな構図になってしまうのは致し方ないと納得する事にしました。 22,09,09 12:11頃 女満別―呼人 71D Canon EOS1DX MarkⅢ
呼人でキハ183系撮影してから、網走市内でホッケ定食をいただき、その後は止別に戻って夕方の3本を撮影しました。この区間は昼前に上下列車が1往復ありますが、その後は夕方まで列車は来ません。そのため意外と近い石北線呼人界隈と絡めて撮影すると効率的に動けます。この日も呼人駅で14時台の列車を撮影してから止別に戻りこの列車を撮影しました。昼間はもっとクッキリと知床半島が見えていたのですが、夕方になるにつれて薄くなってしましました。 22,09,09 15:41頃 浜小清水―止別 4729D Canon EOS1DX MarkⅢ
10日の朝はまずは手堅く石北線の臨時貨物列車を撮影します。前夜は北見のルートイン泊でしたので5時に出発して瀬戸瀬のオーバークロスを目指しましたが、少し早すぎたようでロケハンをして時間調整していました。昨年も同じ場所で撮影していますが一年で樹木が成長してしまって目障りの何物でもありません。ガーデニングしていただける方がいらしたら、是非お願いしたいものです。 22,09,10 06:58頃 瀬戸瀬―遠軽 8071レ Canon EOS1DX MarkⅢ
この日のメインは丸瀬布いこいの森の雨宮21号お月見夜間運転です。昼間もいつもと同じ様に運転されているので短い間ですが、撮影に寄ってみました。昔は撮影されている方など皆無てしたが最近はカメラを手にしたご同業の方々が目に付くようになりました。 22,09,10 11:09頃 丸瀬布・いこいの森雨宮21号 Canon EOS1DX MarkⅢ
丸瀬布・いこいの森で撮影中に同じく渡道していた夜間軌行様より石北線キハ40タラコの目撃情報をいただき慌てていこいの森を後にしてキハ40を撮影する事にしました。私がこのキハ40系を初めて見たのは1977年の春に京都駅で目撃したのですが、その時の印象は”この気動車は撮影対象にはならないな!”でした。しかし、今はそのキハ40を喜んで撮影しいるのですから価値観って言うのは変わっていくことをヒシヒシと感じています。 22,09,10 13:17頃 安国(生野)―生田原 4663D Canon EOS1DX MarkⅢ
この日はもう1両のキハ40タラコが石北線の運用に入っていてました。4663Dを生田原で撮影してから常紋へ入ってみることにしました。いろいろ考えたのですが後追いながらも、ここしかない!という思いで峠に入ったら、この素晴らしい光景をモノに出来たのは私ともう一人の二人だけでした。より正確な情報をリアルタイムで提供していただける環境に感謝しかありません。 22,09,10 14:25頃 金華(常紋信号所)―生田原 4660D Canon EOS1DX MarkⅢ
この日のメインは丸瀬布・いこいの森の雨宮21号お月見夜間運転です。銀塩時代には考えられませんでしたが夜間に走行写真が撮影出来るなんてなんて幸せな事か?いやいや、鉄ちゃんに撮っては寝る間も、そして呑む間もなくなってしまう、とんでもない時代なのかもしれません。この写真も感度を上げてますので荒いのと甘いのは致し方ないというところでしょうか?そのうち、これくらいのライトアップされていれば余裕で撮影出来る時代がきっと来ると恐れています。 22,09,10 18:34頃 丸瀬布・いこいの森雨宮21号お月見夜間特別運転 Canon EOS1DX MarkⅢ
09日の日付が10日に変わる直前にとんでもない情報が入ってきました。それは道東一周しているロイヤルエクスプレスが釧路で検査中に規定値を超えるフラットが発見されて10日以降の運転は中止となり、ツアー客はバスで移動するようになったという事です。
規定値を超えるフラットが見つかればその車輪を研削すれば良いのですが、釧路では在姿研削装置はあるものの、電車も見たことないのに研削出来るの?と言う疑問がわきます。フラットの大きさによっては旅客を乗せての運転は出来ないものの、回送なら通常運転出来ます。もしそうであれば札幌運転所まで回送させれば手稲の在姿研削装置で削正が出来ます。
そんな折、11日に釧路―帯広―手稲間でロイヤルエクスプレスの回送列車が設定されるらしいとの情報が入り、生田原のノースキングを5時に出発して一路南下して根室線へ向かいました。写真は元ちほく鉄道足寄駅です。生田原からとりあえずの目的地とした池田まで、少し距離があるのでここで一休みしました。 22,09,11 06:47頃 ちほく鉄道旧足寄駅舎 Canon EOS1DX MarkⅢ
だいたい釧路駅を09時台に発車するのでは?と言う漠然とした情報を頼りに待っていると遠くから赤と黄色に青、そして白のとんでもない編成がこちらに走ってくるのを見つけました。実はこの場所はすでにかなりの正面光になっていましたが、陸橋から、さらに前がちで撮影するので選択しました。おかげさまで普段は絶対にありえない根室線での上りロイヤルエクスプレスは貴重な記録となりました。 22,09,11 10:42頃 古瀬(信)―音別 試9040レ Canon EOS1DX MarkⅢ
今回の撮影旅行では一日は根室線でDF200を撮影しようと思っていたのでロイヤルエクスプレスを撮影後は追っ掛けもせず、そのまま残り午後は音別の火葬場お立ち台に立っていました。この2092レは音別での貨物扱いが廃止されて運転時刻が早くなったことで冬場は側面に陽が当たらなくなってしまいました。09月なら大丈夫かな?と訪れましたがギリギリと言ったところでしょうか。それより線路際の草がボウボウなのには閉口しました。あと日曜日だからでしょうか、コンテナの積載が良くないのが気になります。 22,09,11 14:48頃 音別―尺別(信) 2092レ Canon EOS1DX MarkⅢ
4日間の撮影旅行のうち3日間は快晴で気持ち良く撮影させてもらいましたが、最終日だけは雲の多い一日でした。しかし晴れ間もあり、それなりに撮影が出来ましたがこの遠軽の8071レだけは到着と発車の時間だけ示し合わせた様に雲が出て舌打ちする羽目になりました。 22,09,12 07:20頃 遠軽 8071レ Canon EOS1DX MarkⅢ
今回の撮影旅行のファイナルカットはこの写真です。曇りでしたがちょうど列車の来る時間に合わせて、陽が注いでくれました。海釣りしいる人にとって線路は通路でしかないようで、列車が見えているのに平気で軌道内を歩いている光景には元職業柄ハラハラさせられます。撮影後は今回、女満別市街地に温泉施設(ひまわり温泉)を見つけたので、そこでゆっくりお湯につかって着替えをして女満別空港へ向かいました。ちなみにひまわり温泉は今時珍しく、石鹸もリンスインシャンプーも無いという施設でした。 22,09,12 15:26頃 藻琴―北浜 4729D Canon EOS1DX MarkⅢ