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クル+クモル(列車が来ると曇る事)は良く遭遇しますがクル+ハレル(来る晴れる)はそうそう経験しません。天気が悪かったら流し撮りと思っていたのを列車が見えた頃に突然雲が切れだしたのでこのまま晴れると判断して晴カットの撮影位置へ移動しました。三脚を立てていたらこんなフレシキブルには移動できなかったと思います。最近は加齢で以前の様に思い機材を背負って遠征に出掛ける事が苦になってデジタル一眼の手持ち一発撮りとなって来ているからこそ撮れたカットとも言えます。 21,12,18 12:15頃 渡川―三谷 8521レ Canon EOS1DX MarkⅡ
18日と19日は山口線の通常蒸機運転としては最終日でした。例年だと11月末でその年の運転を終了する山口線の蒸機運転も今年はかき入れ時の夏場に検査入場した関係で、例年になく年迫ってまで運転日が設定され、撮影する側とすればそれだけ寒くなるし、雪景色の可能性も高くなるのでおのずと期待が高くなります。
私も運転日が発表された直後に冬の斜光線爆煙を期待して今年の最終運転日となる12月18日から19日までJALのダイナミックツアーの予約を入れて楽しみにしていました。
そして週間予報が出る頃になると週末の18日~19日の山口・島根県は天気が良くない予報が出るようになりました。ただ蒸機だと天気が悪い→気温が低い→煙が良いと言う図式が成り立つので、雪景色も期待出来るので致し方ななぁ!と言った感じでした。私の周囲では”私は天気が悪いとシャッターを押さないどころがカメラも出さずに車から出てこない”と言う方がいらっしゃいますが、これは間違いで蒸機なら豪雨でもない限りは天気が悪くても撮影はします。ただ、なかなかテンションが上がらないのは事実ですが・・・
そして18日、当日は現地の天候にわずかな期待を期待して順調に予定していたJAL291便に搭乗し、山口宇部空港でレンタ―を借りて山口線沿線で撮影に入りました。
予報通り天候は芳しくないものの底冷えして煙は期待出来そうです。お気に入りの渡川―三谷間で撮影するために構えましたが、少し遅れてきてそのおかげでもう晴カットは諦めていたものの、列車の来る10秒くらい前に太陽が線路に当たり最悪の天気コンディションの中、晴カットが撮れてこの1枚で大満足でした。
その後は昼食をいただく事もあり津和野へ移動しました。当初は少し晴れ間もありましたが夕方になるにつれて雲が厚くなりもう陽射しの期待は0に等しくなったので津和野―船平山間の本門前踏切に見切りをつけて白井の竹やぶで撮影をする事にしました。時刻を追うごとに暗くなっていくと同時に雪が強くなってきて撮影どころの話ではなくなってしまいました。ただし列車が来ると底冷えしているだけあって爆煙で煙だけを言えば大満足でした。
実は18日の宿は翌19日の朝に山陰線の撮影を予定したので益田に宿を確保しました。白井の竹やぶで撮影後は追っ掛けもせず、すっかり暗くなった国道9号線を北上して日原くらいまで来たところで、ちょっとしたアクシデントが発生したと連絡があり急遽、東京へ戻らくなくはならない事態に陥り、どうしたものか?と悩み、急遽この旅行のすべてを中止して山口宇部空港へ戻り帰宅する事にして借りたレンタカーを180度方転して今来た道を南下する羽目になりました。
結果から言うとそのアクシデントも大事には至らず旅行を中止して帰宅する必要もなかったのですが、最悪のシナリオの場合は家に戻れず外泊も覚悟しましたが、何とか18日のうちに自宅に戻ることが出来て結果からすれば帰路はノーマルの航空券を購入したのでかなり高価とはなりましたが日帰りの山口線撮影の様なものになっていました。
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三谷の前は宮野の築堤に行ってみました。住宅地の真ん中で駐車する場所に苦労します。ロケハンしていると遠くから汽笛が聞こえて来てしまい、ほかに移動するのもなんだから、そのまま撮影する事にしました。いつもはひとりか、二人は鉄ちゃんがいるのにこの日は私ひとりでした。 21,12,18 11:27頃 宮野―仁保 8521レ Canon EOS1DX MarkⅡ