Ｈゴム化された電車を正面から撮ると言うのもあまりセンスが良いとは思えませんが、撮影地がなかったのでこんな構図になってしまいました。現場は立入禁止の場所なので金網にレンズをくっつけて撮影しました。ＡＰＳサイズのデジだからさせる技でフルサイズではこうはいきません。 １４，０１，２０ 伊豆箱根鉄道大雄山線緑町－小田原 コデ ０９：５８頃 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
２０日は休みでした。申し込んだ休みではないので、病院に行って肝機能維持の注射を打ってもらって、後は家事をこなしてまったりしよう！なんて漠然と思っていました。そんな折、当日（２０日）は大雄山線の甲種回送（入場回送）がある事を知りました。
入場回送だと大雄山→小田原のコデと三島→大場の東芝戦時型電機（ＥＤ３１型ＥＤ３３号機）が両方撮影出来て効率も良く放って置く理由がありません。それならば・・・と出撃する心つもりになっていました。
日が迫るとほぼ晴れるだろうと思っていた天気が一転して、曇ベースの悪い予報になっていました。しかし、気圧配置をみると゛どうしてこれで悪い予報をだすの？大陸から高気圧が張り出しているしゃん！゛と言った感じでした。予報する会社毎に少しづつ予報も異なります。これは予報が難しいく゛外れる事も大いにアリだな？゛と踏んで前夜は予報の如何に関わらず出撃の用意をして就寝しました。
そして起きてみると自宅上空は晴れています。この状況では予定通りに出撃だな！と判断し、身支度を進めました。雲もありますが躊躇して結局出撃しないで後で後悔はしたくありません。
小田原駅に到着したコデと５０００系はすぐに伊豆箱根側とＪＲ貨物側とて入換の打合に入ります。 １４，０１，２０ 伊豆箱根鉄道大雄山線小田原 １０：０５頃 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
授受線の真ん中までコキがやって来て、後は入換役の５０００系が甲種の５０００系を押し込んで連結して組成完了となります。かつてはこの控車はワム８０００でしたが、今のコキの方が絵になります。 １４，０１，２０ 伊豆箱根鉄道大雄山線小田原 １０：２０頃 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
小田原までなら定期があり財政的負担は０です。自宅は快晴だったものの西に行くにつれ雲が多くなって来ました。午前中に大雄山から小田原にコデが牽引する甲種回送ですが残念ながら大雄山周辺は箱根山から流れた雲が残り撮影には的さず小田原あたりでしか撮りましたが場所も含め納得出来る写真は撮れませんでした。しかしながら復路のコデ単行は大雄山駅近くの公営駐車場から描いていた構図で撮影が出来てまあまあ満足でした。
大雄山線の撮影が終わったのが昼前で小田原駅に戻ったらお昼時間でした。小田原で昼食をいただき（財政難のためにさくら水産の５００円定食でした）、普通列車で熱海乗換で三島駅に到着。三島駅から駿豆線の大場に行って甲種を牽引するＥＤ３３号機の送り込みの単機回送を撮影してから、一旦三島駅に戻って東海道線ホームでＥＤ３３号機が大雄山線５０００系電車と連結したスナップ写真を撮って、足早にまた大場に逆戻りして大雄山線５０００系を牽引する姿を撮影して一日の撮影は修了。このまま帰るつもりだったのですが、大場の撮影地でひだ号君に出逢ってしまい、清水のつばめ寿司に誘われ彼の車で自宅とは反対方向へ誘われる羽目に・・・
つばめ寿司に到着するとつばめ常連様が待っていました。久々に板さんの岸山さんと鉄ちゃん話に花が咲き、それはそれで満足でしたが翌２１日は勤務の身なので後ろ髪引かれる思いで早々と１８：３０頃には退散。清水１８：４７発の列車に乗って自宅には予定より大分遅く２１：３０頃に帰りました。
ＪＲ貨物社員の誘導で東海道線ホームへ入るＥＤ３３号機です。ＪＲ（国鉄）の本線上（正式には下１番ですが）を私鉄の電機が堂々と入線すると言うのはここだけではないでしょうか？ １４，０１，２０ 伊豆箱根鉄道駿豆線三島 １４：４８頃 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
ところで大場の富士山バックになる有名撮影地（踏切付近の一般道路上）で一部の鉄ちゃんがカメラを構えていたところ、警官が来て留まる事は違法だから何処かへ行くように！と退去を言われたとの事でした。確かに近隣にご迷惑を掛けているのは事実ですが実質、撮影する認めないと言うのは警察権力の乱用ではないか？と疑問に持ちました。コンビニエンスストアの前でたむろしている若者の様に騒ぎ立てている訳でもなく、二重、三重に三脚や脚立を立ててなって交通の邪魔になっている訳ではなく、整然と横一列に並んで撮影している鉄ちゃんを権力を背景に排除するのはいささか府に落ちません。排除ではなく逆に事故が起きないために付近で見守っているのがスジではないでしょうか？ここの撮影地では今後も同様の警察権力の妨害があるかもしれませんので注意が必要かと思われます。
冬のやわらかい陽射しに東芝戦時型電機が輝きます。静まり返った構内に時折ＥＤ３３号機のコンプレッサー音が鳴り響き、素晴らしい光景に心癒されます。この光景をみていると世の中のわずらわしい事、仕事で嫌な思いをしたこと、自分の悩みなの事などが吹っ飛んでいく思いでした。この心境はきっと一般の人が観音菩薩を眺めているのと一緒なのでしょう！・・・そう、思っていたらいつしかＥＤ３３に手を合わせていました。 １４，０１，２０ 伊豆箱根鉄道駿豆線三島 １４：５３頃 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
