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いつもの停車位置より3メートルほど東側に停車していたために普段だと架線柱が邪魔をして撮影できない吉原側(1エンド機関士側)からの形式写真がゆっくり撮影出来ました。 11,03,08 岳南鉄道比奈 ED501号機 Canon EOS7D
8日はお休みでした。しかし天気が良いのに健康診断に行かなくてはなりませんでした。東京地区勤務の時は東京または品川で健康診断を受けていたのですが、静岡地区に転勤になったら静岡か沼津で健康診断を受信する事になってしまいました。たかが30分程度で終わる健康診断に自宅から往復4時間も費やすのはあまりにもバカです。まして自分の時間であるはずの休日に会社側の都合で健康診断に行かなくてはならないのはどうしても腑に落ちません。どうしたものかと思案末、健康診断なので交通費の個人負担はありません。転んだら金を、溺れたら鯛を掴んで来る私ですのでこの腑に落ちない一日を何か自分に対して価値ある事に活用しよう!と言う事にしました。とりあえず健康診断は午後からですので、午前中は岳南鉄道比奈駅で旧型電機を撮って、それから健康診断に向かう予定にしました。
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ローアングルから見上げた姿にちょっと惚れ込んでしまいました。萌え~っ!です! 11,03,08 岳南鉄道比奈 ED501号機 Canon EOS7D
8日の朝は昨日の雨の余韻が残る低い雲が漂ううっとうしく、肌寒い中で迎えました。岳南鉄道比奈駅にはあんまり早く行っても仕方ないので現地に10時くらいに到着するように家を出ます。
天気予報では朝は曇りでも、急速に回復するとコメントしていたにもかかわらず、一向に天気は回復してきません。さらに気温も雨が上がれば順調に上昇するとの事でしたが、予報とは裏腹に真冬並みの寒さです。天気はいずれ回復するだろうと心配はしませんでしたが、気温は天気予報に完全に騙されてスプリングコートを着て家を出てしまい、ブルブル震え上がってしまいました。
回復が遅れていた天気も静岡県に入ると回復して来て、青空が見える様になりました。岳南鉄道比奈駅には11時前に到着しましたが、お目当ての機関車は本線がED402で比奈駅の入換がED501とスペシャルコンビと判りテンションも上がります。更に比奈駅ではED501号機がいつもの停車位置と少しずれた場所に停車していていつもは撮れないアングルからも撮影が出来て気合が入りました。
しかし、その後が良くありませんでした。吉原11時過ぎの発車の比奈行貨物が財源(貨車の事を現場では財源と呼びます。)がないためにウヤとなり、当然その折り返しとなる貨物も無く、更に財源が到着して来ないのでED501号機の入換も15分程度で終了してしまいました。駅の人に聞いても、入換はしばらく無い様子だったので比奈駅を13時前に後にして、健康診断へ向かいました。
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時折、元溜のガバナーが゛コツッン゛と音がするとコンプレッサーが廻りはじめます。そのコンプレッサー音は私にとっては何にも代えがたい癒しの音色に聞こえます。この機関車が職場から10キロ圏内で活躍していると思うと、嬉しくなります。 11,03,08 岳南鉄道比奈 ED501号機 Canon EOS7D
沼津駅はかつて国鉄時代に何度か降りた事はありましたが、それも繁華街のある南口だけで、北口は初めて利用しました。かつて沼津駅は機関区と客車区それに多くの電留線があり大きな敷地を有していましたが、今は縮小され、その跡地は再開発で小綺麗で大きなロータリーとなっていました。
健康診断は30分強で終了し、遅い昼食を摂る事にしました。さすがに14時前を回っているので、どこも準備中になっています。致し方なく駅前の商業施設内に定食屋を見つけて入りました。
さて、14時を回ってしまったので、これから岳南鉄道に戻っても遅くなる(具体的にはED501号機の唯一の本線運用である岳南原田への列車には間に合わない)ので、潔く帰ると言う選択肢もあったのですが、雲ひとつない天気でしたので、もったいないと思い、事前にひだ号様より情報を頂いていた安中の東邦亜鉛専用貨物の新製タキ1800型の回送を撮る事にしました。
この列車は日本車両のある豊川から熊谷貨物ターミナルまでの運転で東海道線内は8852レで走るそうです。この8852レは私が20歳代からある予定臨でかつてこのスジで小田急LSE7001Fが甲種回送された、忘れられない思い出の残る列車です。
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↑↓かつては大きなヤードがあった沼津駅北口ですが、再開発で様相は一変してしまっていました。遅い昼食は右側に写っている商業施設内の定食屋で食べましたが゛定食のには+1の一品をサービスしますが惣菜にしますか?、カレーのルーにしますか?゛と突然、聞かれてはたと迷ってしまいました。 11,03,08 FUJIFILM FinePix AX250
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とっても可愛い女性車掌さんのトイレなしの下り列車で東田子の浦へ向かいました。東田子の浦と言えば創臨華やかな時代に沼津止まりの7112レ、東北本線直通の6314レ、ロクイチ様や124号機がよく入った6344レ等を撮りに良く降りた駅でもあります。また晩年はEF62の荷36レを目的でも降りた記憶があります。たぶん、東田子の浦駅に降り立つのは20数年ぶりではないでしょうか。
駅で降車して東側に歩いていくと鉄ちゃんの姿がチラホラ見受けられます。さらに追っかけでしょうか、続々と鉄ちゃんのが到着しカメラをセットしています。ただ20年前も同じなのですが東田子の浦駅周辺の撮影地は足場が悪く、三脚を据えて撮影する環境ではないので追っかけグループは足場に苦労している様子でした。
列車は15:47頃に通過していきましたが、新製貨車と言うのを久々に見た気がします。そういえば、以前小坂鉄道で日本車両製の新製タキの回送を見かけたことがあります。そのときも新製貨車を発注するくらいなら当分、小坂鉄道は安泰と思っていると、その2年後に休止となってしまいました。今回の新製貨車は小坂鉄道の二の枚にならないように案じる次第です。
ところで、このご時世にわざわざ私有貨車を新製し鉄道での貨物輸送を続けようとする東邦亜鉛の企業姿勢には頭がさがります。この貨車の新製により常磐線泉ー信越線安中間に運転されている俗称:安中貨物は当分運転される事は保障されますし、福島臨海鉄道の存続も保証されと信じています。
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東田子の浦駅を降りたのは久々でした。ゴハチ全盛期は歩けた線路際の細い道も今は無く、一旦県道へ出て東に少し歩いて線路へ出ました。 11,03,08 東田子の浦 8862レ Canon EOS7D