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02年12月に購入して依頼、天気の悪い日のお友達でもあるNikon製CoolScanⅣですが、数ヶ月前からスキャナー中にトラブルが発生することが多くなってきました。
現象は”ハードウェアーの故障です”とのコメントが出る事がほとんどですがPCとスキャナーを再立ち上げすれば使用可能となったのでそのまま使っていました。しかし過日、とうとうフイルム装填のままで故障してしまい、そのままフイルムを排出せずににっちもさっちも行かなくなってしまいました。まぁ既に1000枚以上処理しているので壊れる事も致し方ない事なのでしょうがこれからの梅雨本番の時期に大切な相棒を失うことは少し寂しい思いを感じます。
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念願のスキャナーを購入できたことで安心していましたが気がついてみればカメラ本体のデジタル化が加速していくなかで当然の様にフイルムスキャナーも量販店の店頭で見る機会が少なくなってきました。鉄仲間の宴席でも”フイルムスキャナーに拘るのなら、予備機を入手しておかないとネ!”なんて話も出ていたくらいでした。時折目にするインターネットショップやオークションを見ると、その姿をまだまだ見れていたので安心していたのですが、ふと今回の故障でインターネットで調べてみると、ショップ・オークション共スキャナーの種類・数が激減している事に愕然としまいました。特に現行販売製品のブローニーもスキャナー出来る高価なタイプではなく、リーズナブルな(…と言っても7万~13万円程度しますが)35ミリ専用のスキャナーは中古しかなく、新品は何処にも見当たりませんでした。
故障したスキャナーは早速Nikonに連絡し修理可能であることを確認し、早急に修理手配をするつもりではありますが、近い将来にスキャナーのストックも手に入れなければと思いを強くしました。
まだ先の話ですが私が老いて撮影に行けなくなってしまったら、有り余る時間を有効に活用して何十年間に撮った写真をスキャナーして、楽しもうと思っています。
デジタル化でスタンダードカメラ(銀塩カメラ)は修理不可能または製造中止による購入不能になる事を予想して既にEOS1vの中古と新品を1台づつのストックを、EOS3の予備を1台確保してますが、有意義な老後を楽しむためにスキャナーも1台未使用の予備を確保しておかなければならないと思いを強く持った次第です。