完全に曇で露出もありませんが速度の遅い雨宮21号ですから1/250で充分止まります。ヌケが良くなるように単玉レンズで撮影しています。デジタル変換してコントラストをつけてあげれば自分としては十分納得出来る1枚になります。 19,09,15 丸瀬布いこいの森雨宮21号 Canon EOS-1v 50mm ACROS スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED
”まだまだ若い!”と母親から叱咤されてはいますが、そうは言っても還暦を過ぎ足腰が弱って来たのは明白です。撮影地でもよっぽど気を付けているつもりでもリュック式のカメラバックを背負い、撮影地付近を歩いていると突然、足を撮られて転倒する事がある様になりました。以前なら腰を低くして踏ん張れたのが、そのまま勢いで倒れてしまいます。転倒した際に頭でも打ったら致命傷になってしまいます。
そんな状況ですので人一倍重いカメラバックの中身を再考して軽くしなくてはならないのですが、なかなか決断が出来ません。そのひとつに銀塩カメラへの愛着があります。当初は絵の残る露出計とひとつ下のランクとして扱っていたデジタル一眼レフカメラもCanon EOS7D MarkⅡを購入したあたりから考え方が少し変わって来て昨今ではメインカメラになろうとしています。そのためカメラバック重量軽減の意味合いもあってかつては3台体制であったラインナップもリバーサルフイルムを装填したCanon EOS-1vはカメラバックから降ろしカメラ2台体制として、二代目FORSTERでの撮影でない限り原則リバーサル充填こEOSー1Vは持ち歩かなくなりました。後は富士フイルムアクロスを装填したCanon EOS-1vの携行を止めればカメラバックは相当に軽くなるはずです。代わりに予備としてCanon EOS7D MarkⅡを持ったとしてもカメラの重量が全く違うのでカメラバックはかなり楽になり自分の身体の負担も楽になります。そんなことは10年も前から気が付いて、いつかはそうしなければと思っていてもどうしても出来ないのが銀塩カメラへの愛着です。そしてデジタルゆえの表現力の不満があります。
今回ご紹介する丸瀬布・いこいこの森の雨宮21号と大井川鉄道のEL客レの写真ですが曇りか薄陽で空の色もグレーであまり写欲が沸く空の色ではありません。その時、モノクロフイルムの描写性に頼ってしまいます。これをデジタル一眼で撮影すると、晴れた日にもう一度!と思いますがモノクロだと何となくこれはこれでアリかな?と妙に納得してしまいます。
このくらいの光量だとデジタルにするか銀塩モノクロになるか迷うところですが被写体が茶系ですのでモノクロで撮影してみました。一時は完全にズームレンズに移行してしまいましたが最近は単玉レンズを購入し、銀塩はなるべく単玉で撮影する様にしていますがこれもこだわりのひとつです。この写真も135mm単玉で撮影しています。 19,06,26 15:13頃 大井川鉄道下泉―田野口 102レ Canon EOS-1v ACROS スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED
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