今回は水郡線で旧客で運転される”奥久慈レトロ号”の営業運転と、その前日に運転されて同列車の試運転を撮影に行ってまいりました。
さすがに山では11月としては早い雪の便りが聞こえる時期ですので、紅葉で有名な袋田あたりでも紅葉は盛りを越えているようでしたが二日間晴天の下、好撮影地が多い水郡線で旧客を撮影が出来ました。また、旧客撮影の合間には茨城交通の気動車も撮影でき、充実した撮影でした。
今回は、22日と23日の二日間の撮影だったために茨城交通那珂湊駅前で車内で野宿(業界用語で○ヨと言います。本当は○の中にヨを入れて書くのですが、PCではそんな字は無いので○ヨと表記します。)したのですが、阿字ヶ浦で見つけた温泉に入ってから食事でもといろいろ走ったものの適当な定食屋がなく、たまたま入ったスーパーが閉店間際で75パーセント引きのパック寿司を見つけ、それを買い求め(それも安いからと2パックも)車内で食べて寝ました。
夜中に胃がもたれるので起きましたが”寿司を食べて胃がもたれる?”と思っていると、明け方に腹部に刺すような痛みを感じました。”もたれたんじぁなくて、当たった?”幸い痛みだけでトイレに駆け込むようなことはなかったので撮影は続行しましたが、食事は喉を通らないので体力はどんどん減衰するため、ただでさえ重いカメラバックが持てずに、車と撮影場所を機材を別けて運びました。また運転も辛く、通常なら水郡線沿線から自宅のある横浜まで休憩なしで運転してしまうのですが、さすがに体力が持たず、茂木と常磐道のSAで1時間づつ仮眠して帰って来ました。(茂木ではしっかりC11も撮影してきましたが…)
ちなみに関東地方の平野部では水戸は寒さが厳しい地域であり23日の朝はマイナス1℃まで冷え込みました。寝袋+毛布+コートを頭から掛けて寝るのはこの気温が限界の様です。これ以上冷えるとエンジンを掛けっ放しにしないと風邪を引いてしまいます。
上菅谷―瓜連間を行く試9823レ 比較的有名なこの撮影地に着いたら同業者が一人しか居なくて、さらにその鉄ちゃんが、運転ありますかネェ?なんて聞いてくるから心配になってしまいました。 07,11,22
茂木で休憩中にやって来た(?)C11.こんな列車が簡単に撮れるというのは考えてみれば幸せな時代になったものです。しかし、茂木の発車の爆煙は凄いものがありました。大型蒸機顔負けで、只見線であれくらいの煙を出してくれたら申し分ないのですが… 6002レ 茂木 07,11,23
阿字ヶ浦でみつけた”のぞみの湯”です。入浴料は900円でやや高いかな?と言う感じでした。値段が張るので地元の人も少なく、ゆっくりは入れました。ちなみにここは源泉が海岸沿いにあるので温泉が塩味でした。大糸線姫川駅近くのひすい温泉も源泉が海岸沿いなので塩味でしたので、源泉が海に近いと塩分が多くなるんですネェ…
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