気心知れた鉄仲間と酒を肴に鉄談義をするつもりだったので、天気はあまり気にしませんでしたが撮影の際には雲が切れてくれるという、珍しい事が何度も起きました。 22,10,29 13:54頃 平倉―足ヶ瀬 8621レ (PS コントラスト修正) Canon EOS1DX MarkⅢ
まだ暑さが盛りの頃、美欲解様より〝10月の最終週に紅葉も綺麗だろうから、先が見えて来た釜石線のC58239号機撮影がてら釜石で美味しい魚をつまみに懇親を深めませんか?〝とお誘いを受け、一時保留していましたが断る理由もなく、お受けすることにしました。
最初は第三代目D型FORESTERで東北巡りしながら釜石線を訪れようかと頭に描いていましたが、母親の事もあり往復新幹線の土日の撮影として、ご一緒させていただく夜間軌行様と同じ列車の手配をして当日を迎える事に。
今回の撮影兼懇親ツアーは私のほか美欲解様・夜間軌行様に加えて那須啓様とレーベン車輌k氏を加えて5名ですが幸にして天気は晴れベースで〝呑みに釜石へ行く〝と言いながらも気合が入ります。
29日は51B〝やまびこ51号〝で新花巻駅まで乗車しましたが仙台駅から先はガラガラで、その中で鉄ちゃんの姿が目立ちます。新花巻駅からレンタカーを借りましたが私は後部座席でゆったり構えることが出来ました。
まずは小山田ー土沢間で三脚を据えたのですが、雲が多かったので晴れは期待しなかったものの、列車通過20分くらい前に雲が切れてドピーカンで撮影が出来てラッキーでした。その後は追い掛けたものの、鉄ちゃん車が多くて宮守駅まで追いつかず、宮守駅停車時間を使ってやっと追い抜き、宮守ー柏木平間で撮影したものの、その後は遠野駅まで追い抜き出来ず遠野市街地で昼食にすることに。
午後は平倉ー足ヶ瀬で撮影しましたが、ここでも列車が来る前に急に晴れ出して、いつもと違うパターンにニンマリ!
ここでC58239号機の撮影はここで区切りをつけて陽没までのわずかな時間にかけて岩手開発鉄道へ移動したしました。
この日、ダイヤ通りに列車が来ないのでビックリしました。前日の28日もダイヤが乱れていたとの事です。機関車、貨車の老朽化と共に地上設備の更新も急がれている岩手開発鉄道です。 22,10,29 15:32頃 岩手開発鉄道盛―長安寺 遅151レ Canon EOS1DX MarkⅢ
岩手開発鉄道では何かトラブルでもあったのか、珍しくダイヤが乱れていてましたが、そのおかげで1本多く撮影が出来て、ここでも運があった様です。
さすがに10月下旬でまだ16時前ながら山に陽が落ちてしまい、撮影は終了となり、今宵の宿の釜石に向かいました。
釜石線の気動車はキハ110を中心化にキハ100も見られ、また編成も列車によって1~3両編成で事前に把握していないと戸惑います。この列車は快速なので3両編成固定の様です。 22,10,30 08:17頃 平倉―足ヶ瀬 3622D (PS コントラスト修正) Canon EOS1DX MarkⅢ
翌30日は快晴の朝でした。鉄ちゃんにしては大変珍しく晴れているのにホテルの朝食をいただいてからの出撃になりました。終日快晴かな?とぬか喜びしたものの時間経過と共に雲が湧き出して午後からは完全な曇ベースになってしまいました。それでも洞泉―陸中大橋間で8622レ”SL銀河”をなんとか1枚撮影出来たので納得する事にしました。
後から知ることになるのですが〝カシオペア〝の回送があったとの事。事前にカシオペアの運転情報を得ていたとしても、果たして釜石→花巻空港と移動したかは疑問が残ります。
昼食を遠野でいただいたころから天気は完全な曇ベースとなり、食事後も8622レを追っ掛けたものの煙を出す区間も少なく、またますます天気が悪くなり、16時には撮影を終えて指定席は満席の東北新幹線”はやぶさ110号”で帰宅しました。
谷の中をぬって走る様な釜石線では陽の当たる場所を見つけるだけでも苦労します。この撮影地も機関車の頭と煙に陽が当たっているので何とか許容範囲では? 22,10,30 10:19頃 洞泉―陸中大橋 8622レ Canon EOS1DX MarkⅢ