ＤＴ２００Ａの庫　(goo-blg)

紅葉真っ盛りの只見線Ｃ１１試運転を追う　４日編

2014年11月08日 12時16分00秒

　風に流されて来る雲（通称：珍味雲）で悩まされた一日でしたが最後の最後は納得の１枚となりました。　　１４，１１，０４　会津坂下―若宮　９４３０レ　１６：０４頃　　Ｃａｎｏｎ　ＥＯＳ７ＤＭａｒｋⅡ

　４～５日は湘南チサ區様と蒙Ａ様と３人で只見線のＣ１１試運転に出撃してまいりました。まず４日は深夜２時に湘南チサ區様が私の自宅にいらして二代目ＦＯＲＥＳＴＥＲに車交の上、北上し圏央道海老名北ＩＣへ向かいます。以前でしたら横浜新道ー保土ヶ谷バイパスで片倉から山のなかを北上していたのが圏央道開通により高尾山ＩＣから蒙Ａさん宅に向かえ圏央道開通のお陰で時間短縮がなされすこぶる便利となりました。蒙Ａさん宅には私の自宅から５０分で到着。３時には余裕で蒙Ａさん宅を出発出来ました。
　とりあえず東北道を北上します。以前なら白河ＩＣから甲子トンネルを越えて会津に入り只見線のＤＣを撮影するのが定番でしたがやはり来春に臨時列車に格下げの噂が絶えない２レ゛北斗星゛を撮ってから会津に入ろうと言う事になり久田野ー白河間に向かいます。現地に着くと今年はじめての冬型の気圧配置のおかげで山から雲が次々と流れていてリスクが高いので東日本白河労改（ＪＲ東日本研修センタ）のど真ん中を突き抜ける道路から黒田原の撮影地に移動しましたが、読みはあたり晴天域に入ったものの撮影地の丘は木々が伸びてイマいちだったので観鉄で終わってしまいました。その後甲子トンネルを経由して会津に入りましたが冬型の気圧配置は抜けきらず雲が多くテンションは上がりませんでした。根岸ー新鶴間の定番撮影地には９時頃に到着。この時間になるとだいぶ晴れ間も出てきて期待が持てますが風が自分側に流れてきているので煙が流れる心配がありました。時間になると遠くからＣ１１の汽笛が会津盆地に響いて来ました。列車が来る寸前には晴領域に入りテンションも一気に上がります。しかし、列車がシャッターチャンスになると何処からともなく千切れ雲が流れてきて、さらには煙も手前に巻いてしまい撃沈！まったく゛なんだかなぁ～゛って感じでした。

　所定と言えば所定なんですが待っている間は晴れていて、列車が来る時だけ雲がやって来ます。後ろの青空が何とも恨めしく見えます。　　滝谷　　試９４２５レ　　１４，１１，０４　　１１：０４頃　　　ｉｐｈｏｎｅ５

　気を取り直して新鶴ＩＣから坂下ＩＣまでワープして列車を追い抜きます。雲は切れはじめてますがまだまた安定してはいません。イチかバチか滝谷駅近くへ向かいましたがここも雲の下でＣ１１通過して行ってしまいまたもや撃沈をくらってしまいました。その後はＣ１１と抜きつ抜かれつの中、会津川口駅にはＣ１１とほぼ同着となりましたがここで駅構内になだれ込んで撮影するのが当たり前の鉄ちゃんですが我々は駅構内には向かわず駅近くにある定食屋゛おふくろ゛に向かいます。何故ならば会津川口駅周辺で昼食を摂れるのは数少なく早目に入らないと食いっぱぐれしてしまうからでした。我々の様な軟弱鉄ちゃんは撮影より飯なんです。
　゛おふくろ゛では私と蒙Ａさんはごくありふれたメニューを注文しましたが湘南チサ區様はチャンポンを注文したのですが、これがすごいボリュームで彼ひとりでは食べきれず私と蒙Ａさんもおすそわけをいただいて食べるのを手助けしました。
　食堂を出て駅構内の転車台に向かうとちょうどＣ１１の入換がはじまるところでした。前回の運転時に列車到着して小一時間過ぎてから入換を開始するのを経験していたので安心して食事をしていた訳です。

　現役当時のままの手押しの転車台には魅了されてしまいます。この手押しだけのために派遣される社員がいる様ですが、そんなの鉄チャンにやらせれば喜んで押すと思うのですが・・・　　　　１４，１１，０４　会津川口　１２：５１頃　　Ｃａｎｏｎ　ＥＯＳ７ＤＭａｒｋⅡ

　上りの列車になってもスカッと晴れては来ません。下りでことごとく撃沈したのでテンションは上がらず会津中川付近で構えていましたがここでも珍味雲でやはりアウト！さらに会津西方ー会津西方間の只見第一只見川橋梁も曇られてここも撃沈してしまいました。もうこの日は完全に晴間は鉄ちゃんの女神から見捨てられた様です。ダメ元で向かった会津坂本の定番撮影地では激パの中、この日はじめての晴カットをゲット！ただ煙が流れてしまい満足には程遠いものでした。その後、会津坂下ー若宮間のど田んぼで撮影して一日の撮影を終了。汗もかいたので新鶴温泉でさっぱりして予約した会津若松のホテルでチェックイン後は湘南チサ區様と蒙Ａさんが綿密に打ち合わせし目星をつけていた居酒屋で美抑解様も合流して反省会をし、解散後は湘南チサ區様と蒙Ａ様のふたりは翌日の１時頃までミーティングを続けたそうです。