青空は青を越えて紺色になっていました。気温は-5℃程度で、この地ではずいぶん暖かいと思われますが、さすがに素手だとレリーズを握る手がかじかんでしまいます。 10,01,27 中土 426D Canon EOS50D
ここのところ仕事がお休みの日には必ず鉄ちゃんに出掛けているのでここいらで一日、家に居て溜まった家事を処理したいのですが、そんな時に限って休みのと晴のタイミングが合致してしまっています(なんと言う罰当たり…汗)。
贅沢ながら今日(27日)も連日の鉄ちゃんからの疲労が蓄積しているので、ゆっくり一日家で過ごしたいと思っていたのですが天気がそれを許してくれません。特に今日は冬にしては珍しく高気圧が太平洋岸だけでなく日本海側まで張り出してこの時期、悪天候の続く雪国まで晴天の予報が出ていました。こんな素晴らしい天気図を見てしまった以上、鉄ちゃん本能が目覚めて出撃しないわけには行きません。中でも3月のダイヤ改正で置換えとなる大糸線のキハ52が雪晴で撮影出来そうと、まだ自宅に居るのに、頭の中では撮った写真の出来栄えが浮かんできて出撃しないと後悔するのが明白なので意を決して撮影に出掛けることにしました。ただ一人での夜行日帰りの往復運転はキツイく、居眠り運転の危険もあるので同乗者がいないかと探すと、ちょうど湘南チサ區様も27日が仕事休みと言うことなのでお誘いしたところ、即答で快諾され一緒に撮影に行くことになりました。
以前から気になり、目星をつけていた撮影地に訪れる事が出来ました。長年、課題にしていた撮影地を雪晴れで撮影できれば、鉄ちゃんとしてこの上ない喜びを感じてしまいます。 10,01,27 北小谷 425D Canon EOS50D
27日は前日の仕事疲れが残っていて身体がダルいのですが、何故か眠りが浅く2時過ぎにベットを這い出して予定よりだいぶ早く湘南チサ區様宅へ向かいました。
湘南チサ區様宅より西湘バイパス-246号-山中湖-一宮御坂IC―豊科IC経由で陽の出の頃に白馬を通過します。雲ひとつない空。周囲の山々は真っ白な雪に赤い太陽がほのかに赤く染め素晴らしい光景が広がります。白馬付近では素晴らしい山々を三脚をすえて大型カメラで撮影する人の姿もありました。(何人か撮影されついましたが、全てハッセル等の大型カメラに見えました…と言う事はこの人達はデジタル化0パーセントと言う事?)
頚城大野駅付近に8時頃に到着し426Dを朝陽に輝く山々をバックに撮影。さらに中土まで追っかけて426Dを雪晴れの中で撮影。その後、427Dまで3本の列車を思う存分撮影する事が出来ました。その中でも平岩駅北側を見下ろす俯瞰撮影地では通常なら車で意図も簡単に辿り着ける撮影地が意外にも除雪されておらず国道の路側帯に車を置いて、足がズボッととられる緩んだ雪道を歩く羽目になり、お手軽撮影を決め込んでいたのに予想外にも大汗をかいてしまいました。
昼頃になり薄い雲が出てきたので撮影地を長野盆地へ移動しHi-SEの検査で代走している2000系を撮影に向かいましたが、お目当ての代走特急はリンゴ塗装こと2000系B編成ではなくマルーンの2000系A編成が現れて少しがっかりしてしまいました。
2000系代走特急を撮影後は天気が予想以上に持ったので検査で潔白が証明されて無事運用に復帰したHi-SEを1本撮影してから帰路に着きました。中野ICを16時に入り、相模湖ICを19時前に降り相模線相武台駅で湘南チサ區様を降ろして、自宅には21時前に到着することが出来ました。
本家、小田急より先に潔白が証明され運用復帰したHi-SE車。ちなみに小田急のHi-SEも潔白が証明され順次運用復帰されるとの事です。 10,01,27 長野電鉄上条 Canon EOS50D
今回は疲れを抱えていたものの、出撃しないと後々後悔することは明白だったのでちょっと無理しての出撃でしたが、無理しただけの撮影結果が伴うすばらしい一日だったようです。これだから鉄ちゃんは辞められない!…(笑)
Hi-SE撮影のため上条駅の北側でカメラをセットした姿です。 10,01,27 長野電鉄上条 湘南チサ區様撮影
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DT200A@CF-R3
チサ區
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