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集会の終盤に赤旗がなびく会場で闘争団事務局長の音頭で”団結、がんばろー!”で集会の締となりました。暗闇に浮かび上がる団結の赤旗に異常なまでの興奮を覚える自分は少しヤバいかな?と思ってしまいます。コンパクトデジカメですのでASA1600にあげて撮影すると粒子とコントラストが非常に低下してしまいます…(@_@;)
昨日(16日)はJR不当不採用解決に向けての中央集会が日比谷野音で開催されましたので参加してきました。そもそもこの問題は国鉄が屈辱的な解体がなされJRへ強制的に移行された際にJRを希望したものの不当にも採用されなかった1,047名の雇用問題です。俗に「JR不当採用問題」とも呼ばれています。
1,047名がなぜ採用されなかった理由は未だに明らかではありませんが、不採用者のすべてが国鉄分割・民営化に反対した国労・全動労の組合員であるために、JRへの不採用は反対した組合への仕打ちであり明白な組合潰し目的の不当労働行為である事は言うまでもありません。
光の部分が目立つJRの中で最大の負の遺産とも言われて久しいこの不採用問題ですがJR発足23年間、何度も「ここが正念場」・「ここがヤマバ」と言われながら解決されることなくこの間、志半ばでこの世を去った人が60名に及んでいると言う事を聞くとご本人たちの”鉄道に戻りたい!”と言う夢が叶えられなかった無念さを思うと察し余るものがあります。
自民党政権下でも自民党の良識のある一部政治家の計らいで何度か今一歩で解決という所まで来るものの、問題の深刻さから解決にはいたりませんでした。そして民主党政権下となり与党となった社民党と民主党が不当採用問題解決に積極的に解決へ向けて交渉を開始し、本当に長い冬が終わりそうな状況なのです。
そんな状況での集会開催だっただけにあいにく夕方から降りだした雨が雪に変わる非常に寒い中、日比谷野音には国労以外にも各単産組合員が総動員されを野音が満席どころか、立見も多すぎ会場に入れない程の盛況ぶりで集会が開催されました。
23年前、私も1,047名のひとりになっていたかも知れないという事実が私なりにこの問題を納得いく形で早期に解決して欲しいと思う根底にあります。雇用保障・和解金・年金保証と言う三大要求に向けて全面解決へ向かって欲しいものです。
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同じ組合ながら地本が違うはずの青年部長が何故か近くに居て記念写真を撮ってもらいました。(でもさぁ…撮られている本人はわかりにくいので、撮っている人が一言”旗が逆!”ってアドバイスして欲しかったなぁ~(>_<) )
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集会が終わると冷えた体を暖めないといけないので、適当な建物に避難しました。避難したところはたまたまお酒を出しくれるところでした…なんて、避難するのに3軒も避難場所を探してしまいましたが(笑)
火曜日の新橋なので空いているはずなのですが、私が行く店は全て人気店(地鳥屋→レトロ酒場→山陰海鮮居酒屋)で全て満席でやっと空いていたのが串揚げで有名な立飲屋でした。こんな時って20年ぶりに逢った元職場の同僚(実は私を国労に踏みとどまらせた因縁の奴)よりも迷わず鉄ちゃんと呑みに行ってしまうのが自分にとっての趣味の比重が大きい事がわかってとても面白いと感じました。ここで軽く呑んでから博多ラーメン(替玉1ヶ付)を食べて帰りました…何しに行ったんだか???
なお、余談ながら国鉄末期の国鉄労働問題について面白いコラムがありましたのでご紹介したいと思います。
萩尾健太(鉄建公団訴訟弁護団 事務局長)のコラム No.9
葛西敬之が国労を分裂に追い込んだ「最後の一手」
http://www7b.biglobe.ne.jp/~tomonigo/column/hagio/080929hagio9.htm