琴平線は何度か訪れた事がありますが長尾線は未訪で”撮影地は少ないヨ!”と言う噂通り琴平線に比べて撮影地に苦労します。長尾まで1往復してロケハンしこの撮影地を見つけました。最近は体力の衰えから真夏の撮影は避けていただけに、夏の陽ざしにのっけから参ってしまいました。 21,07,31 14:19頃 琴電長尾線西前田―高田 Canon EOS1DX MarkⅡ
既報の通り07月30日に43年に渡る鉄道人生を終えて31日限りで退社を迎えました。その最後の日は勤務ではなく鉄ちゃんに充てることにしました。当初は三井化学大牟田工場専用線の最後の撮影会と思ったのですが、あいにくと抽選に外れ、それではと新型コロナウィルス感染対策を考慮しつつ新幹線往復で31日と08月01日の2日間、四国の琴平電鉄の旧型電車のサヨナラ運転へ出撃しました。
撮影した両日とも元京急700型のリバイバル塗装編成もフル可動していて撮影は丹念なスケジュールを立てながら撮影地を廻る事となりましたが、旧型と元700型のどちらも撮り逃さないためには緻密な計画を立てなくてはならず、ボケてはいられません。 21,07,31 15:15頃 琴電高松築港 239列車 Canon EOS1DX MarkⅡ
今回、ご同行いただいたのは古くからの鉄仲間ですが、撮影へ一緒に行くのは初めてと言うSさんです。彼は何のご縁か川崎市在住ながら高松のある企業の非常勤をされていて琴電は半地元みたいな様なものでご案内していただけると言う事で、さらにSさんの後輩で現地出向されている方もご同行いただけるとの事で心強いメンバーで31日の9A”のぞみ9号”に乗り込みました。
宿は現地に詳しいSさんにお任せで琴電片原町駅近くのビジネスホテルを予約してくれてました。朝は朝食前に夏のこの時期でしか陽が入らない高松城のお堀側から撮影していました。これこそ、朝練です。 21,08,01 06:31頃 琴電高松築港-片原町 3列車 Canon EOS1DX MarkⅡ
ここ数年、07月~08月は体力的にキツいので鉄ちゃんは避ける様にしていました。もう一つの理由として繁忙期で仕事も休み辛いし、休みの日は自宅で身体を休めないと繁忙期を乗り切れないと言う事実もありました。しかし、完全退社すればその縛りは少しづつ緩くなります。今回も、退社直後の解放感を味わおうと暑いのは覚悟の上で出撃する事にしました。
サヨナラ列車は31日は旧型車だけで2連となり、01日は元名古屋市交通局の600型2連をはさんで4連で運転されました。当初、01日の組成を聞いて少し萎えてしまいましたが、元職場のマニア助役が”意外と現物を見ると、これはこれでアリかな?と思いますヨ”と言っていました。確かに撮るに堪えないとい程では無い気がしました。標準軌のゲージにあまり広くない車内なので陽が高くても何とか足回りに陽が当たるのがありがたい限りです。 21,08,01 10:34頃 琴電滝宮―羽床 サヨナラ列車 Canon EOS1DX MarkⅡ
2日間とも酷暑日ではありましたが晴天で思っていた以上に収穫はありました。ただ、やはり還暦を過ぎると真夏の鉄ちゃんはかなり堪えます。幸いにも01日は現地出向されている方が車を出していただけたので列車待ちの時間は冷房の効いた車内か、近くのファミレスで涼をとることが出来て大変助かりました。さすがに、琴電の旧型車は今回が本当に最後となりそうなので無理しても出撃したのは正解だと思われます。帰路の岡山からの新幹線は黙呑みに徹しながらもSさんと祝杯をあげたのは言うまでもありません。
琴電高松築港駅は高松城に隣接していてバックに松並木が入るので好ましい撮影地です。ここはビル影になり列車待ちの間も海が近いので涼しい海風があり助かりましたが仕事で乗務している社員の方々は本当に暑くて大変だと思います。 21,08,01 13:38頃 琴電高松築港 サヨナラ列車 Canon EOS1DX MarkⅡ
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