
道元さんの「観無常心」では、「生まれたものは死に、会ったものは別れ、持ったものは失い、作ったものはこわれます。時は矢のように去っていきます。すべてが『「無常』」です。この世において『無常』ならざるものはあるでしょうか。」と述べております。
「万物は流転する Panta rei(パンタ・レイ)」。これはBC500年頃のギリシャの哲学者ヘラクレイトスのことばであどす。「すべてのものは流れる。何ものも存続せず、同じままということはない」と述べ、万物の真の姿は、運動・変化の状態にあると考えました。お釈迦様のの唱える「諸行無常」と同じです。しかし、ヘラクレイトスは「物事が生成消滅を繰り返しても、決して変わることない原理(ロゴス)にも耳を傾けよ!」と言っております。時代は変わります。松尾芭蕉さんの俳諧の概念「不易流行」に通じます。
the principle of fluidity and immutability in haiku, Haiku is both "fluid and transitory" and "eternal and immutable.", An interchange between the transient and the immutable is central to the soul of haiku. (Basho)