【GMありがとう】
今週、GMの破綻のニュースを聞き、考えさせられました。
中米に住んでいたころ、私たち家族はゼネラル・モーターズ社の大きなアメ車に乗っていました。
当時はガソリン代は安く、ミネラル水の方が高価でした。
それなら、せっかくだからと大きなシボレー・マリブに乗っていました。
運転席の小柄な私には、助手席に置いたものがとれませんでした。
広いんです。私に比べてアメリカ人は非常に大きいです。
レストランでも一人前がとてもでかいです。
ですから、アメリカ人にはちょうどいい大きさなのかもしれません。
ドライブシアターや公園や海には多くの子供を詰め込んで遊びに行きました。
12名が乗ったことがあります。
これで、一台の値段ですので、映画が数ドルで観れました。
もう一台、セカンドカーには、せっかく手ごろに外車に乗れるチャンスだからと、
ドイツのカブトムシの、愛称を持つ、フォルクスワーゲンに決めました。
小回りがきき、気持ちよかったです。
日本に帰国してからは、経済やエコを考えてもちろん
日本車にお世話になっています。
乗り心地もやっぱり日本車が一番です。
私は車や飛行機が大好きです。
このような好きになるという感情を大事にしています。
年齢を重ねると、こういう感覚が老化を防ぎ
アンチエイジングになっているような気がします。
今好きなものを見つける楽しさを大事に生活しています。
できるだけ「外国に行きたい」や「旅行したい」とワクワクしていたいです。
外国旅行に行くときには、だいたい、レンタカーを借りています。
手ごろ感からフランス車を選んでしまうことが多いです。
去年もハワイではフランス車でした。5人乗れました。割安になります。
日本はイギリスに模倣して右ハンドルの左通行ですが、
ほとんどの国が、左ハンドルの右通行だから運転は慎重になります。
外国は道が広く、交差点がロータリーになっていることが多くてうっかりすると
反対の方向に行ってしまいそうになります。
丘の上の地平線に囲まれるともう駄目。
ロータリーで曲がろうとすると
変な方に行っちゃった時もありました。
それほど、すごい広い大地に住んでいるんですね。
山も電線もないから空ばっかりです。
外国でガソリンを入れるのは少々おっかなびっくりです。
無人でのガソリンスタンドに初めて出会ったのは、
今から10年前の1999年スペインでのひっそりとした田舎町でした。
どうしたらよいのか、疑心暗鬼で何人ものお客さんを待って
(田舎ですのでなかなかきませんでしたが)実践を観ました。
それから、おそるおそる、模倣してガソリンを入れました。
代金はジュースやコーラーやミネラル水(ヨーロッパは水道水は飲めない)ワインよりも安いので、いくら走ってもお得感がありました。
うまくいったあとのドライブは景色も上等で格別な気分になるから不思議です。
思い出がいっぱいあり、お世話になったGMは子供たちがボンネットに乗ってジャンプしても鬼ごっこしても凹みもしませんでした。
当時、強いアメリカを感じました。
お世話になったシボレーマリブや作ってくださった方々に心から感謝いたします。
またGMの再起を期待しています。
日本車にはそれ以上の期待をしています。
♪デカイよね アメ車と国とボディまで♪
♪みんな光ってみんなE♪
ナキ滝井なみき
TTT