E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

4月です

2010-04-02 19:45:04 | ダイアリー

受験や入社試験を乗り越えて、新しい始まりですね。
ニュースでは、入社式のシーンが流れ、緊張したスーツ姿のフレッシュな顔ぶれを微笑ましく思いました。

そんな人たちとは裏腹に、残念ながら就職できなかった人たちもたくさんいるのだと思うと胸が痛みます。めでたく入社できた人たちも、何十社と受けて、やっと内定をもらえたという話ばかりです。

それならばアルバイトをして・・・というのは時代遅れなのでしょうか・・・
大学生たちは、もう一年大学に残ったり、大学院に進んだり、とりあえず就職しないくても、次にまた新卒で就活とするという現実。
何より、就活が大学4年生ではなく、3年生だということも何か腑に落ちないような気持ちになります。あぶれてしまえば4年生で挑戦、でも3年生もいるし・・・またまた何十社も受けるのでしょう。本当に大変というか、空しいというか、せっかく大学に入ったのだから、3年生もじっくりと勉強した方がいいのに・・・

などと思ってしまうのは私だけでしょうか。

大学生になり、一人暮らしを始めた娘も、家を離れてもう1年が経ちます。去年の慌しさが昨日のことのようです。やっと私も落ち着いてきたような気がします。
そして今年は下の娘が受験生になりました。無事に合格してくれることを祈るばかりです。同時に、家を離れることになる娘へ、少しずつ教えなければならないこともあります。一緒にいられる時間も少なくなるから、毎日を大切に過したいなと思います。
だんだんせつなくなってきてしまいました。

15年ほど前からお世話になっているC大学のH教授と電話で話をしました。家の娘たちが成長したことを驚いておられましたが、電話の向こうではお孫さんの元気な声が聞こえていました。月日のたつのは早いものです。
「就職までが本当に大変ですよ。そこまで親は気が抜けません」
5人のお子さんを育てられたH先生の実感のこもった言葉でした。


        (M.H