こだわりが強い・・長所ととらえると 信念が強い 自分を持っている ぶれない 責任感がある 細やかに気が付く ・ ・短所ととらえると 固執する 我を通す 融通が利かない 頑固 重箱の隅をつつく ・ ・本人の中で完結すれば素晴らしいパフォーマンスにつながります。が・・度を越せば回りの影響は甚大です。こだわり強い人がいました。過去、教員でした。元同僚から、当時の様子を聞いたことがありました。こだ . . . 本文を読む
代議員に就任された先生にお手紙を出したところ、思いがけない返信を多数頂きました。その中には、このブログを20年来読んでいますと書いて下さった先生も。20年!!何て嬉しいことでしょう!20年前は緩和ケアの専門家ではなかったかもしれません。その月日で緩和医療に従事するようになり、今や代議員にもなられ、そのプロセスをブログと共にしてくださったことは感慨深いものがあります。ところで・・緩和医療学講座の大学 . . . 本文を読む
春が来た・・暖かな日差し玄関先の背が高くなった植木にどうやら小鳥が巣を作っているみたい。出かけようとすると、いつも何羽かの可愛い鳥がパタパタと電線に飛び乗るので不思議だったのだけど・・こんな些細な事だけど、幸せを感じます・・元旦の揺れ・・そして、明日は3月11日・・私たちの人生は沢山の喪失を経験します。転校、卒業、異動、引っ越し、そして死・・沢山の別れ・・一人一人、特別な想いの3月どうぞ、悲しみは . . . 本文を読む
体調悪い患者さん、家族を頼ると迷惑かけるから・・とおっしゃる時があります。「頼る」ことと「わがまま」は違います「頼る」とは相談すること「わがまま」は無理を押し通そうとすること相談したら、無理だった。無理なら、違う方法、出来る方法を話し合う無理をしない転換点にすれば大丈夫で、それをその先継続していく・・頼るって、そんな感じです。相談って、自分の問題を知っているからできること他人を頼ることは、自分の弱 . . . 本文を読む
自分にとっての正解は、自分が一番知っていると思う。だから、自分が決めたことが一番だと思う。どんなに辛いことでも、どんなに嬉しいことでも。逆に言えば、自分で決めたことが、自分にとっての正解・・ね・・u_8kpv5nme41によるPixabayからの画像 30年ほど前アメリカに留学していた時、アメリカ人の医療スタッフから、「日本では癌と診断した時や再発した時、そのことを伝えないとよく聞くけれ . . . 本文を読む
昨日のサポーティブケア学会のプレイベントの市民公開講座。260名を越える方が参加。半数は医療関係者だったとか。患者さん方はどう感じているのか、市民公開講座に参加して患者さんを知りたいという医療者が多いのだそうです。現地には40名位の参加者でした。ご参加下さった皆様、本当に、ありがとうございました。やせ薬・・糖尿病の治療薬が、自由診療のクリニックでダイエット目的に使われているとニュースになったことが . . . 本文を読む
小澤征爾さん亡くなられました・・30年位前、留学先のアメリカのアナーバーという小さな街のホールにボストンフィルと小澤さんが来てくれました。初めてライブでの小澤さんのオーケストラでした。非の打ちどころがない音楽に、観衆は礼儀正しく歓喜していました。(日本的な穏やかな街でした)アンコール曲は得意のラデッキー行進曲だったように記憶しているのですが、一曲演奏したら、サラッと終わってしまいました。拍子抜けと . . . 本文を読む
先週の医学部緩和医療学講座からの医師1名の募集は、次年度1年限定採用の候補の医師が決まり、採用願書を提出していくことになりました。お力添え、エール、本当にありがとうございました!ただ、1年後、再度、採用募集が必要なため、1年間異動の準備をしながら考えてもよいと思っていただける先生、是非、ご連絡ください!!Gregor RitterによるPixabayからの画像ところで・・来週の日曜日、2月4日は、 . . . 本文を読む
本日は、医師向けの情報です。緩和医療学講座では、教員の常勤スタッフ3名のところ、1名退職が決定し、現在、鋭意募集中です。http://www2.med.teikyo-u.ac.jp/palliativecare/?p=2166がん診療の経験がある医師が条件です。・学位(医学博士)あれば、教員(助教、講師、准教授等)採用に。ない場 . . . 本文を読む
イチロー・カワチ先生は日本生まれのハーバード大学の公衆衛生大学院教授。昨日は帰国されて、ショートレクチャーを所属先で。社会医学は暮らしに直結していて、それを科学するので、説得力があります。昨日の話の中からトピックスを。ソーシャル・キャピタルとは、人との結び付きを支える仕組みの重要性を示した概念。つまり・・人はつながっていて、健康を保っているということです。そのソーシャル・キャピタルを次の二つに分け . . . 本文を読む
新しい年になって、1月1日。ブログを書こうとした時、地震が起きました・・・能登半島の映像が日に日に鮮明になっていきます。余震も続いています。2011年の震災を思い出してしまいます。情報が届かず、何が起こっているかわからない中、交通網が止まってしまい、沢山の人が何時間も歩いて帰宅して・・翌々日は大学病院の管理当直で、東北からの透析患者さんの受け入れヘリコプターが到着するかもしれないという連絡が入り、 . . . 本文を読む
クリスマスイブ・・皆様にとって、今日が平穏なよい一日でありますように。写真は、ivabalkによるPixabayからの画像 先週の記事の続きを書こうと思ったのですが。その前に、臨時の記事を。先週、当院セミナーで学んだことを備忘録としてここに残したいと思います。講師の先生方、本当にありがとうございました。沢山院内外の医療者がWebで参加して下さり、とてもよい学びでした。以下は、講演の順不同 . . . 本文を読む
2年位抗がん治療しながら、緩和ケア外来で症状の治療を行ってきた患者さん。最初は、抗がん治療は行いたくないと緩和ケア外来を受診された方でした。お母さまが肺癌だったそうで、もし、自分ががんになったら抗がん剤の治療は行わないと決めていたとお話くださいました。ただ、その患者さんのがんは、お母さまのがんとは異なる性質のものでした。膵癌でした。そのがんに効く抗がん剤。相当前になりますが、ちょうど私が国立がん( . . . 本文を読む
先週の社会モデルの続き・・今、がん研究に患者・市民が参画することを研究課題にしています。そのつながりで、行政会議に患者・市民が参画することを促進していくための会議にアドバイザリーボードとして参加しています。がん研究と行政会議前回の記事医学モデルと社会モデルで考えるとわかりやすいのです。がん研究は個体内の疾病を対象にします。つまり、医学モデルとしてマクロ、ミクロで探求していくわけです。一方、行政会議 . . . 本文を読む
昨日のFD(ファカルティデベロップメント:教員の質向上の勉強会のようなもの)で、リモートでダイバシティとインクルーシブに関するレクチャーを聴いていて、めちゃくちゃ面白くて、刺激をもらいました。面白いとは・・知らないことを学び、その前の自分より一歩踏み出したような感覚を得られた時にそう感じます。障害のとらえ方について「医学モデル」では、内なる障害(impairments:機能障害)として捉えています . . . 本文を読む