緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

平泉(1)運転手さん!平泉のイメージが・・

2007年10月07日 | つれづれ

7月に盛岡を訪れたとき、岩手医大の木村先生が
「次に来るときは、平泉によってくださいね」
って言ってくださり、今回は
どうしても平泉に立ち寄ろうと思っていました。

達谷窟毘沙門堂経由で平泉に。

坂之上田村麻呂の蝦夷征伐に建立された
達谷窟毘沙門堂の奥には
岩に仏像が刻まれた名残が・・
10m位の高さはあったでしょうか。
タリバンに破壊された
バーミヤンの仏像を思い出しました。

平泉に向かうタクシーの運転手さんが
いろいろ話してくださいました。
藤原は、金によって勢力をもち
京へ憧れを平泉に表現しようとしたと・・

それって、中東の石油王みたいなものですか?
って私。

そうそう・・そんなもの。
ほら前見てよ。

と前方をみると
何と、山の頂に大文字が・・

あれね。京都の大文字焼きと同じ日の
同じ時間に火をつけるわけ。
なんでも、かんでも京都を真似したんだよね。

う~ん。藤原氏は文化人だと
思っていたのですけど
それって、成り上がり者ってことですか??

まあ、そんなもんだよね~
源頼朝は、義経のことを理由にしているけど
結局は金が欲しかったとも言われていてね・・

何て話をしつつ・・平泉に。
(つづきます)


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