昨日頂いた会食に、梅の花やつくし、
蕗の薹が使われていました。
春ですね・・
最近、マンマ・ミーアが映画になって、
ABBAの主題歌がよく流れています。
私が学生時代、モダンダンスやジャズダンスに夢中だったとき
このABBAの「Dancing Queen」が、とても流行っていました。
大学からほど近いところにあるモールで
いつも、この曲が流れていました。
焼きたてのクッキーのお店があり、
バニラ・ビーンズの香りがしていて、
この曲を聞くと、反射的にあの香りを思い出します。
その半年後、膝の靭帯を切って、踊れなくなってしまったのですが、
その記憶も合わせて戻ってくるので
今だ私の中では、曲を耳にすると
切ない思いになってしまいます。
もう今では、遠い昔の出来事になりましたが、
踊れないと自覚した時の、思考が停止して
頭が真っ白になってしまったことを思い出しては、
がんの患者さんや大切な人を亡くされた方の
感情に少し近づくことができるような気がしています。
喪失体験としての悲しみというものは、
受け入れられるとか、消化できるとか
そんなものではないこと・・
あえていうなら、時間で希釈されているだけのような
そんなものではないかと、
あの曲を聞ききながら
あらためて、温かになった日差しの中で感じています。
you tube のダンシング・クイーン
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”受け入れられるとか、消化できるとか
そんなものではない・・”
前の担当医が、言ってくれていた。
”私もそうなったらどうなるかわからない。”とまで、、、
前の担当医からは、何度励まされたことでしょう。
このブログを見させていただくたびに病気していろいろ見たこと、聞いたことを再認識しています。そして感謝し、病気にならないこと決意してます。
なぜかABBAの音楽がよくかかっていました
Dancing Qeen, チキチータ…
聴いたのはだいぶ前のことなのに
マンマ・ミーアのおかげで
またあちこちで耳にしますね
青春・・そうです。まさしく、青春でした。
今があるのも、そうした経験があったからこそです。感謝しているのですが、時に、そうした思いをもかなぐり捨てて、踊りを続けたかった・・この曲を聴いた素直な慟哭です。レンコンさんの優しく温かな言葉に、正直になることができました。
かぼちゃさん
同じような気持ちを辿られたと聞き、この気持を忘れないようにしよう・・とあらためて振り返っています。
ありがとうございました。
えびさん
お父様、微笑ましいです。
この曲が世に出て、30年が過ぎるのだそうです。ディスコがクラブになっても、変わらない感性ですよね。
主人の3度目の命日が、もうすぐやって参ります。
今年はししくも、私が基本的にボランティアに行っている火曜日が命日になります。
今日、ボランティアのボスと、朝、お話ししました。
3月10日、命日だから、ボランティアさせて下さい。。。。。
「そうですね。それが良いですね。どうですか?少しは、心、落ち着いてきましたか?」
「そうですね。。。後始末があと一歩ですが。。」そんな、会話が、人様と、家でないところで、出来るようになりました。
消化する。。そんな感じではない。本当に希釈する。。。そんな感じです。
もう3年になるのですね。
でも、まだ終わっていないのですね。
先日、埼玉医大のサイコオンコロジーの先生が、葬儀が終わってから始まる大変なこととして、多くの残された方が何年も一息つくのにかかっている現実を話されていました。
穏やかな春になりますように。
先日帝国ホテル東京のオンコロジーセミナーに行きました。とても良いセミナーでした。何か心があたたまる感じがしました。先生の講義はいつもわかりやすいですね。でも最後に世話役の先生がブログの宣伝をしてしまったので、ヒヤリとしましたが。大西先生の患者さんだけでなくご家族の苦痛に目をむけること、患者さんがなくなった後のケア大事ですよね。私は薬剤師ですが、私の経験では患者さんの苦痛をできるだけ軽減して笑顔で前向きに生き抜いていただけるよう患者さんとご家族とともに考え、悩み、支援することがご家族へのケアにもつながっていると感じています。
とても、良い会だったのですが、ひとつ残念なことが・・
講演を依頼された場合は、できるだけ緩和医療薬学会の単位の申請をしているのですが、今回の会は、企業主催だったため、単位が付きませんでした。主催者も、是非、参加された方に付加価値がつくような工夫をしてほしいと思いました。
内容は本当によかったです。患者さんのQOLを支えることが、ご家族のグリーフワークを自然なものにしてくれますよね。meguさんの薬剤師さんの立場でできることを探索される姿勢に学ばせて頂きました。