緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

ソリッドな国日本。もっと解き放たれて生きたいものですね。

2020年08月30日 | 社会時事
(Image by Adrian Campfield from Pixabay
生きつらさとか
自分らしく生きるとか
解き放つとか・・

でも・・

社会の側がカチカチだと、
受け入れる器が変わらない以上
個々が変わろうとしても
生きつらさの緩和は個の努力に
よるものになります。


日本はキチンとした国だなあと思います。

でも、融通が利かず、国が変わるより
国民が辛抱強いことで、このキチンとさは
成り立っている国だと感じています。

女性や他国籍を持った人々、
脆弱さを抱えた人々に硬く、
そういう人々ががまんしなければ
上手く生きていけないような所がある国でもあります。



国際社会が、多様性や柔軟さを測る時、
政治に関与する女性の割合を挙げることがあります。





今、次期総理候補が取り上げられています。

こうしたときに、
女性候補者が男性候補者と
フェアに取り上げられるようになったなら、
日本が変わり始めた時代に入った
サインなのだろうと思います。

半沢直樹のドラマの国交大臣は
アクはあっても、
中々の存在感だなと思います。

現実社会の方は、今のところ、古風な男社会にどれだけ
女性が食い込めるかといった構造のままのようです・・

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4 コメント

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Unknown (Tristan)
2020-08-30 19:35:00
>社会の側がカチカチだと、
>受け入れる器が変わらない以上
>個々が変わろうとしても
>生きつらさの緩和は個の努力に
>よるものになります。
これ、仰る通りだと思います。

私の若い頃に比べればずいぶん変わってきたようには思いますが、日本の社会はまだまだ多様性を受け入れるられるほど柔軟ではないと思います。
でも、なんとしてもこれを変えていかないと、この国はどんどん世界から取り残されていくと思うんです。

>古風な男社会
これ、言え得て妙ですね。
返信する
Unknown (1day1smile)
2020-08-30 22:32:10
本当にそうですね。
まだまだ、男尊女卑ですよね。
半沢直樹!私も見てます。
今日の回は女が馬鹿にされているみたいで
柄本明さんが嫌でした。
先生、明日からまた頑張って下さい。
返信する
Tristanさん (aruga)
2020-09-01 20:31:55
そういっていただけるとホッとします。


ちょっと脱線です・・

日本は、
ピルがずっと認可されませんでした。
ところが、バイアグラを認可する直前、
ピルは、認可されました。
この時、海外からは嘲笑、失笑・・
返信する
1day1smileさん (aruga)
2020-09-01 20:43:42
柄本さん・・
今、まさに政治の社会の中では、
現実に起きていることなのかもしれません。

身近にも群れる男性達がいます。
粛々とひたむきに歩みを進めていきましょう。
共に・・
返信する

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