早期からの緩和ケア
診断時からの緩和ケア
そうはいっても、どういうタイミングで外来などにかかればよいのでしょうか?
診断時からといっても、痛みなどもありませんし・・
病院って、症状があって、行くものだと思っていたものが、
何もなくて、受診するって・・
そうですよね。
病院って、何かあって受診するものですから、
何もなくて、外来に行くのは
ちょっと、しっくり来ないのが普通だろうと思います。
では、緩和ケアって、どうして診断時から?
それは、予防なのです。
困ったことが起こらない様に、
体の痛みなどの変調がでたときに早く手当をするためでもあり、
心が悲鳴をあげないように、
生活に何か支障がでたときに早く対処できるように。
予防なのです。
何かがあってから、探したり、
困惑したりとなると、
エネルギーを沢山つかってしまいますから。
私の外来には、年単位で通っていらっしゃる方もいらっしゃいます。
大半の方は、いざというときの対処方法ができ
窓口などにお顔が繋がっていますから、
数回くらいで、いったん終了となります。
中には、根治から数年から10年位たってから
外来にいらっしゃることもあります。
へえ・・そんな緩和ケアの外来もあるんですか・・って言われます。
外来の名称も、変更しました。
症状緩和・がん患者支援外来という長い名前です・・
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記事を拝見して「さ~すが先生!!」と拍手しました。
医学・医療の進歩と共に、名称が変わってもいいと思います!
何といっても、患者には「わかりやすい」からです。
やはり名称を見て、いろいろ考えます。
「わかりやすい」って、安心です。
患者に向かって、お医者様やスタッフの方々が「お困りの時はどうぞ」と、おっしゃって下さっている感じがして、ホッとします。
先生、ありがとうございます。
いろいろな病院が真似をして下さるといいなぁ…。
家族をもサポートして頂きとてもありがたかったです。
転ばぬ先の杖になりたいのですが、この間も、
「いや~先生、所詮、転んでみないと杖の大切さってわかんないよ」って言われ、爆笑しました。
そりゃそうだ・・と。
名前って思った以上に大切だなあって感じました。
メッセージありがとうございました。
ご家族の立場で、こうしてメッセージくださると、とても、勇気がでます。
感謝です!