緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

Dignity Therapyのインタビューのためのトレーニング

2008年04月25日 | 医療

7月4,5日と静岡で日本緩和医療学会学術大会が開かれます。

7月6日(日)学会が終わった翌日に
このようなワークショップが予定されていることご存知でしょうか。



海外招待演者によるワークショップ

「患者のつらさに向き合うための技とこころを磨く」
~終末期の患者が抱える問題にひるまないためのスキルとツール~


講師
Harvey Max Chochinov, MD, Ph.D.
Jill Taylor-Brown, MSW, RSW

日時
平成20年7月6日(日) 午前9時~午後4時

午前の部
 「尊厳を守るケアの視点とスキルを磨く」
 日常臨床に活かすDignity Therapyの実践ポイント

  ・ Dignity Therapyのインタビューのためのトレーニング
  ・ こんなときどうする?

午後の部
2つのグループに分かれて
 (1) 終末期がん患者の精神症状マネジメント(Dr. Chochinov)
   見立てのためのインタビュースキルを磨く
   主要精神症状のマネジメント(不眠・不安・抑うつ・せん妄)

 (2) 心理社会的ケアの実践(Ms. Brown)
   アセスメントと見立て
    患者・家族支援プログラムの立ち上げ

参加費:10,000円
定員 : 80名(先着順)

詳細および申し込み方法は ココをクリックしてください。
HPに飛びます。




このところ、
がんと診断され惨めだとおっしゃる方に
出会うことが続きました。

トイレすら自分で行けなくなるくらいなら・・
多くの方がそう思われます。

死に直面した方の尊厳を保つ関わりをするには
どうすればよいのだろうか・・

Dignity Therapy
Dignityとは、尊厳、威厳、気品などと訳されます。

木曜日から参加される方にとっては
4日間の学会となり、
長いなあと思うのですが、
日頃とても勉強したい領域でしたので、
申し込みました。

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2 コメント

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ありがとうございます (atusato)
2008-04-26 01:01:59
知りませんでした~
早速申し込みました。ほんとに、いつもいつも、つらい人の側にいる勇気をくださいと祈っているので、私にぴったりのタイトルでした。そして、ホテルも予約しようと思ったのですが、こちらが
 苦労しましたがやっと取れました
返信する
よかったです (aruga)
2008-04-26 21:20:35
実践演習のワークショップ、アップされたことが、更新バーに表示されておらず、思わず見過ごすところでした。
ホテル大変ですよね。さらに一日延長になりますし。取れてよかったです。
一緒にワークショップ受けられること楽しみにしています。
返信する

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