緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

英国からの橋渡し

2007年01月14日 | 医療

本の整理をしていて、新聞の切り抜きが出てきました。
今から10年近く前
世界最初の近代的なホスピスの創立者である
シシリー・ソンダースさんが78歳で来日されたときのインタビュー記事でした。

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「終末期に人生の意義を求めるのはだれも同じ。
といってホスピスは深刻ぶった場所ではありません。
お菓子や笑いがある日常の場です」

「ホスピスの心は「橋渡し」」

やっと日本のホスピスが31になったころの記事でした。
終末期医療としてのホスピス・緩和ケアが
やっと社会にも認知されはじめていました。

私が勤務していた緩和ケア病棟にも視察に来てくださり
到着した時の最初の飲物のリクエストは・・
忘れもしません、ウィスキーでした!
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今日も、お付き合いくださりありがとう。明日も、来て下さいね。
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4 コメント

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主人は、ビール (ぴょん)
2007-01-15 10:26:32
癌性腹膜炎のため、腸閉塞になっていた主人。
緩和に移動する直前に、胃瘻をしていただいておりました。
それまでも、腸閉塞のため、殆ど口から食べられなかった主人。
胃瘻は、本来、口から食べられないご病気の方が、胃瘻の管から栄養を入れるための物でしょうが、主人は、逆。
口から飲み物ぐらいは飲めるようにと、胃瘻の管から、飲んだものが出てくるようにして下さいました。
その為、緩和ケア病棟の個室になってからは、「ビール飲んでも胃ですよ。風呂上がりのビール美味しいと思いますよ。」と先生も看護師さんもOK。真っ昼間からビールを飲み、「あ~~美味い!!」って飲んでいました。直ぐに味覚障害になってしまい、つかの間の安らぎでしたが・・・。最後の笑顔だったかもしれませんが・・・。緩和ケア病棟は、日常生活もあるのです。私も実感しました。
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Unknown (aruga)
2007-01-15 21:52:38
(”つかの間”と”胃瘻”とのバランスもあるでお立ち寄りくださっている方皆さんにお勧めできるわけではないのですが)ビールよかったですね!
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ハイ。私もそう思います。 (ぴょん)
2007-01-16 11:18:42
ご免なさい。皆さんにお勧めできるわけではないとの言葉が足りませんでした。あくまでも我が家の場合。ご免なさい。
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Unknown (aruga)
2007-01-16 23:31:58
わかっていますよ。ピョンさんの場合と。色々な良かったと感じられる事の積み上げが幸せ感を作ってくれるものですね。
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