本の整理をしていて、新聞の切り抜きが出てきました。 +++++++++++++++++++
今から10年近く前
世界最初の近代的なホスピスの創立者である
シシリー・ソンダースさんが78歳で来日されたときのインタビュー記事でした。
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といってホスピスは深刻ぶった場所ではありません。
お菓子や笑いがある日常の場です」
「ホスピスの心は「橋渡し」」
やっと日本のホスピスが31になったころの記事でした。
終末期医療としてのホスピス・緩和ケアが
やっと社会にも認知されはじめていました。
私が勤務していた緩和ケア病棟にも視察に来てくださり
到着した時の最初の飲物のリクエストは・・
忘れもしません、ウィスキーでした!
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緩和に移動する直前に、胃瘻をしていただいておりました。
それまでも、腸閉塞のため、殆ど口から食べられなかった主人。
胃瘻は、本来、口から食べられないご病気の方が、胃瘻の管から栄養を入れるための物でしょうが、主人は、逆。
口から飲み物ぐらいは飲めるようにと、胃瘻の管から、飲んだものが出てくるようにして下さいました。
その為、緩和ケア病棟の個室になってからは、「ビール飲んでも胃ですよ。風呂上がりのビール美味しいと思いますよ。」と先生も看護師さんもOK。真っ昼間からビールを飲み、「あ~~美味い!!」って飲んでいました。直ぐに味覚障害になってしまい、つかの間の安らぎでしたが・・・。最後の笑顔だったかもしれませんが・・・。緩和ケア病棟は、日常生活もあるのです。私も実感しました。