次々にとっかえひっかえすると
患者さん達は一本化しない治療方針に不安を感じられます。
でも、事前にモップの話をしながら
これから行おうとしていることの説明をすると
納得してくださいます。
患者さん達は一本化しない治療方針に不安を感じられます。
でも、事前にモップの話をしながら
これから行おうとしていることの説明をすると
納得してくださいます。
また、医療者の方はご存知だと思いますが
3種類のオピオイドには換算比が挙げられています。
例えば、モルヒネ:オキシコドン=3:2
経口モルヒネ:貼付フェンタニル=100:1
などと本には書いてあります。
でも、これは、患者さんの個人差や
疼痛の種類によって
相当変化してきます。
つまり、モップも大きなモップを持っている方や
小さなモップを持っている方
ゴミの種類によって
吸着力が一時的によいモップや
すぐに埃を離してしまうようなモップになることがある
ということです。
これから、オピオイドローテーションを行おうという患者さんには
是非、このモップの話を応用してみてください。
どんどんモップを大きくし続ける(一剤の増量)だけではなく
モップを要所要所で取り替えながら
上手にオピオイドを使っていきましょうと伝えて頂けると
よいのではないかなあって思います。
(おわり)