吐き気があって +++++++++++++++++++
プリンペランを飲んでいる方が
衰弱が進み、経口内服が難しくなってきました。
止めると吐き気が出ていくるので
毎日この薬を飲んでいました。
病院なら、プリンペランを点滴に入れて
経口内服をしていたときと同じように
吐き気を緩和していくことができます。
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では、在宅下では・・・・
基本的に、大半の定期的な静注投与はできません。
処方箋で、定期投与を認められているものは
栄養関係、インスリンなどの内因性物質の補充
鎮痛薬では取り出すことができないポンプに詰めれば
モルヒネ、レペタン、スタドール3剤のみ認められています。
その他、明記されているものに限定されています。
プリンペランすら処方箋を用いて注射投与はできない。
これ、知らない医療者結構多いと思うのですが
ご存知でしたか?
えっ?? て思った方いらっしゃると思うのですが・・
このあたりのことについて、今週は書いてみたいと思います。
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今日も、お付き合いくださりありがとう。明日も、来て下さいね。
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リンクのご連絡ありがとうございました。私もブックマークに掲載させて頂きました。
Hanaさん
在宅で皮下注できますよ。でも、持ち出しになるため、いろいろな問題があるのです。そこを書いていこうと思っています。時々お訪ねさせて下さいね。
アビシアニンさん
こんにちは!20日分で書きましたが・・処置料が設定されていないんです。改訂前のポケットリファレンス(疼痛緩和の本です)には、メリット・デメリット等書きましたが、もうすく発売の新刊は、ちょっと削除しちゃいました・・反省・・
atusatoさん
つめてもたせるということは、病院内で払い出すということですから、薬剤は院内処方で処理され、なんら問題なしです。結局困るのは、在宅医なんですよね・・それで、受けてもらえない在宅医が時々いるのです。
病院でも、持続皮下注は、なかなか導入されていません。できれば、ブログの中に、持続皮下注のメリット、デメリット、抵抗勢力(?)、医療スタッフへの意識改革などを盛り込んでいただけたらと・・・とひそかに願っていたりします。ある緩和ケアに詳しい先生に、持続皮下注のメリットは、とたずねたら、血管を探す必要もないし、もともと漏れているものだから、血管漏れの心配もない。とのことでした。
私はオーストラリアで緩和ケアナースとして働いています。
日本の緩和ケアの現場で働いている方のBlogを見つけて嬉しくてコメントを書いています。
在宅では持続皮下注はできないのですか?こちらでは、吐き気に対しては、即プリンぺラン、ハロペリドール等の持続皮下注が入院でも在宅でも行われていますが。
日本では何かと制約が多くて、現場で働く方のご苦労は何となく想像できます。大変でしょうけれども頑張ってください。
私も最近、こちらの緩和ケアの紹介をしたくて、Blogを開設しました。お時間のあるときにでも覗いてみてください。まだ記事が少ないですが。
医師にまつわるリンク集を管理しております
ビジログと申します。
貴サイトを拝見致しまして、
当方のブログ
「医師のお仕事♪」
(http://job-doc.busilog.com/)
にリンクを設定させていただきました。
今後ともよろしくお願いします。