知らされなかったパスワード--ユーザーの死が封印するアカウントと遺族のアクセス
緩和医療に携わるようになって、医療的側面からだけではなく社会的意味深さから、病状説明の大切さを感じることが増えました。 “残された時間がどの位あるのか” そう質問を受ける裏には、残された人に情報を伝えるタイミングなどが関与していることがあります。 この記事から、PC世代となった今、残される人も去る人もパスワードの扱いをこれからはもっと意識しなくてはならないと思いました。
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記事は、著名人の死後、遺族がその人のアドレス帳を開けられず、死を通知することができなかった事例を述べています。
「アイルランドの市民権も持つサンフランシスコの著名な詩人で、世界中にファンがいるWilliam Talcott氏が、骨髄のがんのため6月に亡くなった。そのときTalcott氏の娘は、同氏の知人の大半にその死を知らせることができなかった。それというのも、Talcott氏のメールアカウントとオンラインのアドレス帳がパスワードでロックされていたからだ。 」(記事本文より)
一方で、PC管理の現代、さらに重要な情報がパスワードによって封印されかねないとも伝えています。
「これは、残された遺族にとって厄介な問題であり、最近多くなってきている。生活、アドレス帳、予定表、財務情報の管理をオンラインに移行する人たちが増えている。そうした人たちは、フォルダやデスクトップに生前しまいこんだ情報を2度と復元できなくなる危険を冒している。言い換えれば、セキュリティ上の脅威となるパスワードの共有をしない限り防ぐことができない危険だ。 」(記事本文より)
公証役場云々について患者さんに説明することがありますが、こうしたことも念頭においておかなければならない時代になったのだなあと妙に感心した記事でした。
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