昨日は、都内のホテルで一般の方向けに開かれた
生活習慣病として、がんをとらえたセミナーに出席していました。
350名定員のところ、500名以上の方が参加され、大変盛況でした。
医療者向けの緩和ケアセミナーでは、
私は弾丸のようにしゃべる・・と
言われてきました。
昨日は、心機一転、
ゆっくりと、語ろう・・と堅く決心していました。
がんと上手に付き合うには・・というタイトルでの依頼でしたので
いつもの”がんの痛みの話”とは、ちょっと勝手が違うため
直前まで、話の組み立てを反芻していたのですが、
パートナーのがん疼痛認定看護師さんや
CRCの看護師さん(元緩和ケア病棟看護師さんでもあります)も
患者さんも
応援にフロアーに来てくれていて、
本当に、心強かったです。
話しながら、私、こんなにゆっくり話せるんだ・・
と、びっくりしていました。
このセミナーの前の午前中・・
今週の緩和ケアチームに依頼があった患者さん、
疼痛も嘔気も 強い患者さんが多かったため、
午前中、大丈夫かなあと思っていましたが、
予想以上に、コントロール良好でした。
7月に予定している緩和ケア研修会の日程だけでも、
早く決めなければならなかったので、
その他の患者さんのフォローをパートナー認定看護師さんに託し、
院長室に行き、必要なことを済ませることができました。
その後、主任教授から依頼されていた講義の要綱の原稿を送り、
来週水曜日に予定されている遠隔ITネットワークカンファレンスの資料を整理し、
来週週末の都がん診療連携拠点病院の緩和ケア研修会の確認をし、
学会にファックスしなければいけなかったものを発見()、
そして、病院を飛び出しました。
午前中、こんな風にバタバタしていた間に
患者さんのフォローをしてくれていた認定看護師さんや
CRCさんを会場で見つけた時、
言葉にならない、ありがたさを実感しました。
さらに、わかりやすかったですよ~とのフィードバックにも、
ホッとすることができました。
単に、一つのゴールに向かって作業をしているというような
チーム医療という言葉が、先行しているような気が、今まではしていました。
でも、今回のように、重なり合っている協働部分を
多職種で、上手く支援しあえている
(というより、全面的に私が支えられている)ことが
スキルミクスのありがたさなんだなあと、実感できた一日でした。
看護師さんの 託せるスキルの高さとカバーしてくださる心に
感謝です!!!
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関心の高さが伺えますね
昨日はNHK ETVでも特集がありましたし、
知人の医学生(この春卒業かな?)にも
緩和ケアに興味を持っている人が居ます
それにしても、講演の合間にも
やることが沢山…
お疲れ様でした
あ・・脱線しました。
コメントありがとうございました。
えびさんの明るい優しさに、疲れもなくなります!
私も、(先生と比べることが間違っているのかもしれませんが)先生を見習って、もっとがんばらねばと思いました☆
寒い日が続いておりますのでお体ご自愛ください。
sekineさんが学生のころ、炊き出しボランティアをしていると話して下さったことがありました。今日のような寒い日に、ふと思い出します。おんなじですよ