病院の当直の夕食は検食です。
最近の入院食は外部で一括して作っているようですから、多くの病院で同じメニューが並んでいるはずです。
写真は今一つのように見えると思いますが、これが、中々美味しくて!!
ミートローフ、ほうれん草の柚子和え、薩摩芋の甘辛昆布煮。
酸味、甘味、塩味に柚子の香りと味にバラエティがあります。
これで、750kcalもあるのです。
いかに食べ過ぎているか・・ということですね。
災害救助のドラマなどで、廊下などに簡易ベットを何台も並べているシーンを観たことがあると思います。
でも、待機的なベットは、二次医療圏という地域単位で病床数が定められているため、臨時のベットを一時的に作ることは認められていません。つまり、随時、必要だからベットを増やすということはできないのです。
コロナ病棟満床のため新規入院の受け入れはできない状況ということが伝わっていても、救急隊からの問い合わせは止まることがなく、報告には不応需が連なります。
本当に申し訳ありません。心が絞られるように痛みます。
通勤の途中で見かけたラフな若者に、声をかけそうになりました。
自分に言い聞かせて本務に急ぎました。
自分がちょっとの間だけ羽目を外しても、多分大丈夫・・という感覚は、もはや成り立ちません。
ワクチン接種をしていなくても、大丈夫という保証もどこにもありません。
この艱難の時を無事に乗り越えていけますように。
いつか、夜が明けて皆で喜び合える朝が来ますように。
モンモンでーす
素晴らしい記事を有難うございます
これからもお元気で頑張って下さいね!
命を守る、繋ぐお仕事に本当に感謝致します。
おのおのの気づきと選択する行動で、今が善き明日の一歩となるよう、心したいです。
温かなコメント、ありがとうございます!
モンモンさんも、お体お大切になさってくださいね。
aruga
こちらにもご訪問下さり、また、コメントを残して下さり、本当にありがとうございます。
力を合わせて明日を紡ぎましょう!
コロナ禍の中でボランティア的にお仕事をされている医療機関の方々に本当に感謝しています。
なので、私はコロナに感染しないよう、外出をなるべく控えて過ごしています。
また、4年前父が緩和ケア病棟にお世話になり、緩和ケアについて興味があったので、こちらのサイトをフォローさせていただきました。どうぞ、よろしくお願いします。
コメントを残して下さり、本当にありがとうございます。
お父様が繋いでくださったご縁に感謝です!
aruga
無論、通常時では、医療スタッフの方々の働き方に対する規制、医療の質の確保の点等々からの必要性なのでしょう。
しかし事ここにいたっては、それだけでは済まない状態になってしまいましたね。
私はいつも自然災害と向き合う仕事でしたが、危機管理での柔軟な対応ができるか、というところが一つの組織や一人の人間を大いに鍛えるものだと思います。
法律に縛られるとなかなかなそれが難しいですね。
計画的なマネジメントが医療には大切(例えば、医師数が国内にほどよくばらつき、偏らないようにといったように)なのですが、緊急時の柔軟性は必要ですよね。
おっしゃるとおりです。
的を得たコメント、今回もありがとうございました!
このような約束事?があるとは知りませんでした。ベッド数が足りなかったら「増やせばいいじゃない」というのは素人考えだったのですね。これは日本医師会が決めた事なのでしょうか?コロナ感染が増えている中、何とか出来ないものなのでしょうか。いつも貴重なお話ありがとうございます。
病床数のことは、国-つまり、厚生労働省が管理しています。
人口や年齢から算出する全国統一の算定式を使って、基準病床数を国が決めています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000zc42-att/2r9852000000zc7d.pdf
特定の病床をここに追加することは、都道府県が厚生労働大臣の同意を得て、追加することはできますが、簡単ではありません。
現在、大阪府や東京都が野戦病院を作ると言っているのは、これを指しています。
8月29日の日本財団の件は、療養施設として開設を検討しているのだと思いますから、これは病院病床と分けて進めているのだろうと思います。
こういった、病床管理を国が行うようになったのは、医療費が膨らんでしまっていて、財政圧迫となり、病床数を抑えて、かつ、医師数を抑えれば効果があるだろうという想定で始められたものです。
質を変えないで、量を絞ることで管理しようという手法です。
コロナの事で、特定病床の拡大を速やかに行えばよいのですが、そこに見合うだけの医療者数が確保できない事態となっているのです・・
aruga