以前、ある中学校からファックスが届きました。
修学旅行で色々な専門職に会うことを企画しているので
生徒から連絡が行ったらよろしく・・という先生の短い文と
生徒さんからの何月何日頃希望と書かれたもの・・
かなり、困ってしまいました。
緩和ケア病棟もない緩和ケアチームで
院内をグルグル回っている緩和ケア。
ハードがないので
ソフト・・つまり・・理念をわずかな時間話しても
中々理解してもらえないのです。
なので、そうしたときは患者さんの具体的な話をするか
直接会ってもらうのが一番短時間で印象的なのですが
会う、会わない、いずれでも患者さんの話をするときには
かならず、その患者さんに了解をもらわなければなりません。
で、直接その学校の担当の先生に電話を入れ
目的、希望内容、見学または実習時間etc聞いてみました。
計画内容は生徒が立てているので・・
生徒さん任せのようでした。
患者さんの個人情報に触れることになると
患者さんご自身に同意を貰わなくてはいけません。
え・・ と・・ 個人情報ですか・・
生徒と良く相談してみます。
とても、気軽な計画だったようでした。
終末期医療に触れる場合
方法を誤ると、子供達に傷を負わせることもあります。
立場上、中高生の勉強には
是非、是非協力したいと思っています。
ただ・・ 先生・・ 病院を見学するって
大変なことなのですよ。
彼ら彼女らは、外来患者数日本一の大学病院を見て、どんな感想を持つかなぁ?…と思いました。
いきなり先生のところに見学希望を出して来た根拠は何だったのでしょう?まるで、概論を勉強せずにいきなり専門ゼミに参加するかのようで、すごいチャレンジャーだ…と半ば呆れました^ロ^;。
何かしらのツテのあるところを色々あたり受け入れ可が出たところの中で希望を取ったような・・・患者さんとの直接の接触はなく、看護師さんやスタッフの方のお話を聞いてきたように記憶しています。元々医療系に興味があったからそのコースを選択したのですが、その体験も今の学科を志すきっかけにもなっているのですから一概に価値がないとも言えないのかもしれません。でもなんだか先生方のとりあえず学習を交えた旅行にしたいという思いだけが先走っているような気もします。・・それでも例えばテレビ局や最先端の研究機関などは地方の片田舎では目に触れる事もないのでそういったところの雰囲気だけでも感じるという事はそれなりに価値はあるのかも・・・
東北からの受験生は受験地へ向かう交通機関がめちゃくちゃで大変な思いをしているようです。北大は試験日を1日遅らせたようです。・・・皆さんこのアクシデントに負けずに力が出し切れますように!
やはり、修学旅行の中で見学をされる方がいらっしゃるのですね。30分~1時間となるとご自分の仕事時間をそちらに回すことになりますから、大きいですね。コメント読ませていただき、得たものがあったと学生さんに感じてもらえる努力を学校もしてほしいと感じました。
himawariさん
修学旅行に病院を組み込むことはめずらしいことではないのですね。himawariさんの娘さんは、修学旅行でその道に進んだというより、もっと大きなものがあったのではないかしらと想像しております・・
自分たちの将来を見据えてのことなのでしょうか?
先生にしてみたら、そういう生徒たちのことを考えてのことなのでしょうか?・・・にしても、相手の立場とか、気持ちとかを考えたことはあるのでしょうか?
相手の立場に立って・・・学校でよく言われることだと思いますが、そういう先生方こそ・・・