4月8日、當麻寺境内の桜はほぼ7分咲き、木によっては満開ってとこでしょうか。境内のいたるところに
桜の木はあるのですが、やはり三重塔をバックにした桜の風景が一番人気なようで。
そしていろんな角度から見ると異なった桜の風景も楽しめるのです。
仁王門を通って、まず目にするのが僧坊中之坊越しに見る東塔の桜。
中之坊という僧坊の庭園は名勝指定された名園でここから眺める東塔の風景もすばらしいとの評判ですが、
今回は入ることなく外からのみ。
東塔の間近なところから。
さらに進んで僧坊護念院越しに見る西塔の桜。この護念院はしだれ桜が名物だそうで、今回の写真にもチラリと。
さらに奥に進んで西南院越しに見る東塔の桜。この西南院に入ると東塔西塔を同時に見れるみはらし台が
あって、写真を撮る人たちの一番人気スポットらしい。
西塔を間近なところから。
←ポチリとクリック応援お願いします
桜の木はあるのですが、やはり三重塔をバックにした桜の風景が一番人気なようで。
そしていろんな角度から見ると異なった桜の風景も楽しめるのです。
仁王門を通って、まず目にするのが僧坊中之坊越しに見る東塔の桜。
中之坊という僧坊の庭園は名勝指定された名園でここから眺める東塔の風景もすばらしいとの評判ですが、
今回は入ることなく外からのみ。
東塔の間近なところから。
さらに進んで僧坊護念院越しに見る西塔の桜。この護念院はしだれ桜が名物だそうで、今回の写真にもチラリと。
さらに奥に進んで西南院越しに見る東塔の桜。この西南院に入ると東塔西塔を同時に見れるみはらし台が
あって、写真を撮る人たちの一番人気スポットらしい。
西塔を間近なところから。
←ポチリとクリック応援お願いします
當麻寺の仁王門(東大門)を抜けると、左手の丘に二双の三重塔、直進して中心伽藍があります。
當麻寺は僧坊子院が数多くあって、その僧坊ごとに宗派が真言宗と浄土宗とに分かれるお寺。中心伽藍は
その僧坊が共同管理するといった形態だそうです。善光寺みたいな感じかな。
なので當麻寺のHPも全体のものは無くて、各僧坊で各自独自のHPやブログがあるみたい。
境内に入るのには入山料はないので散策自由で、その代わり僧坊子院を拝観するのには各所で
拝観料を納めるシステムです。ちなみに中心伽藍も外陣からのお参りは自由で内陣の仏像拝観には
拝観料を納めるってことです。今回は僧坊は奥院のみ入りました。當麻寺全体を隅から隅まで
堪能するには1日丸がかりで必要です。これからも季節ごとに訪れたいと思ったお寺なので
他の僧坊子院は今後のお楽しみってことで。
さて當麻寺には「日本最古」とされるものが数多くあって、そのうち境内のフリーゾーンで拝観できるもの・・・
そのうちの1つが「日本最古の梵鐘」
鐘楼の上部に吊られているので間近で見ることはできないのですが、白鳳時代に鋳造されたもので
国宝指定されている。
もうひとつは「日本最古の石灯篭」
こちらも白鳳時代、二上山の松香石で作られたという石灯籠。私は石に造詣がないので「ふ~ん」と
いった感じで見ただけなんですけど、1300年以上も前のものですから。
そして中心伽藍。正面に「本堂(曼荼羅堂)」向かって右に「講堂」左に「金堂」という配置。
本堂は平安初期の建造で国宝指定。新西国札所でもある。
講堂は鎌倉末期の建造で重文。
金堂は鎌倉前期の建造で重文。堂内には日本最古とされる塑像弥勒仏や同じく日本最古の乾漆四天王像などが
安置される仏像の宝庫。
當麻寺の由緒はその創建から史実としては判明していることが少ないそうだが、寺伝では聖徳太子の弟である
麻呂子皇子が創建したとされる寺。なのでカテゴリーとしては聖徳太子巡礼に区分しました。
←ポチリとクリック応援お願いします
當麻寺は僧坊子院が数多くあって、その僧坊ごとに宗派が真言宗と浄土宗とに分かれるお寺。中心伽藍は
その僧坊が共同管理するといった形態だそうです。善光寺みたいな感じかな。
なので當麻寺のHPも全体のものは無くて、各僧坊で各自独自のHPやブログがあるみたい。
境内に入るのには入山料はないので散策自由で、その代わり僧坊子院を拝観するのには各所で
拝観料を納めるシステムです。ちなみに中心伽藍も外陣からのお参りは自由で内陣の仏像拝観には
拝観料を納めるってことです。今回は僧坊は奥院のみ入りました。當麻寺全体を隅から隅まで
堪能するには1日丸がかりで必要です。これからも季節ごとに訪れたいと思ったお寺なので
他の僧坊子院は今後のお楽しみってことで。
さて當麻寺には「日本最古」とされるものが数多くあって、そのうち境内のフリーゾーンで拝観できるもの・・・
そのうちの1つが「日本最古の梵鐘」
鐘楼の上部に吊られているので間近で見ることはできないのですが、白鳳時代に鋳造されたもので
国宝指定されている。
もうひとつは「日本最古の石灯篭」
こちらも白鳳時代、二上山の松香石で作られたという石灯籠。私は石に造詣がないので「ふ~ん」と
いった感じで見ただけなんですけど、1300年以上も前のものですから。
そして中心伽藍。正面に「本堂(曼荼羅堂)」向かって右に「講堂」左に「金堂」という配置。
本堂は平安初期の建造で国宝指定。新西国札所でもある。
講堂は鎌倉末期の建造で重文。
金堂は鎌倉前期の建造で重文。堂内には日本最古とされる塑像弥勒仏や同じく日本最古の乾漆四天王像などが
安置される仏像の宝庫。
當麻寺の由緒はその創建から史実としては判明していることが少ないそうだが、寺伝では聖徳太子の弟である
麻呂子皇子が創建したとされる寺。なのでカテゴリーとしては聖徳太子巡礼に区分しました。
←ポチリとクリック応援お願いします
南無本師釈迦牟尼佛
本日4月8日はお釈迦様の降誕会。この佳き日に奈良県の當麻寺・壺阪寺・岡寺・橿原神宮・久米寺に
お参りしてきました。1日でこの5寺社を巡るというのはなかなかハードなのですが、夜明け前に
家を出て車・電車・バスと交通機関を乗り継ぎ、なんとか夕暮れ前までには帰りの電車に乗ることが
できました。
まず最初は葛城市にある當麻寺。こちらは初めて行くお寺です。京都から近鉄電車に乗り、
橿原神宮前で乗り換えて最寄り駅である当麻寺で下車。京都からは約1時間半近く、準急までしか
停車しない小さな駅です。
駅を出てしばらく歩くと、すぐに當麻寺の象徴ともういうべき東塔・西塔の2つの三重塔が見えます。
そこに向かって一直線の道は住宅地を通るのですが、その道沿いの家がとても立派。日本家屋でそれなりの
格式のありそうな家ばかりで玄関の横に塀で囲まれた小庭が必ずあるという統一された形。
旧家ばかりなんでしょうね。
さらに先に進むと「当麻蹴速之塚」という五輪塔が。当麻蹴速とは『日本書紀』にも登場する
相撲人(すまいびと)で相撲の神様ともされている伝説上の人物。その当麻蹴速の墓所として
この五輪塔は鎌倉時代に建立されたという。
当麻蹴速は伝説上の人物かもしれないが、その末裔と称する人が「若当麻」という四股名で
昭和の終わり頃から平成の初めにかけて大相撲にいたという話を聞いたことがある。調べてみると
最高位は三段目で、ご先祖のようには大成しなかったみたい・・・。
このような史跡も通りながら、駅から徒歩10分過ぎで當麻寺に到着。ここ数日の温かさでようやく咲いた
桜が出迎えてくれました!
←ポチリとクリック応援お願いします
本日4月8日はお釈迦様の降誕会。この佳き日に奈良県の當麻寺・壺阪寺・岡寺・橿原神宮・久米寺に
お参りしてきました。1日でこの5寺社を巡るというのはなかなかハードなのですが、夜明け前に
家を出て車・電車・バスと交通機関を乗り継ぎ、なんとか夕暮れ前までには帰りの電車に乗ることが
できました。
まず最初は葛城市にある當麻寺。こちらは初めて行くお寺です。京都から近鉄電車に乗り、
橿原神宮前で乗り換えて最寄り駅である当麻寺で下車。京都からは約1時間半近く、準急までしか
停車しない小さな駅です。
駅を出てしばらく歩くと、すぐに當麻寺の象徴ともういうべき東塔・西塔の2つの三重塔が見えます。
そこに向かって一直線の道は住宅地を通るのですが、その道沿いの家がとても立派。日本家屋でそれなりの
格式のありそうな家ばかりで玄関の横に塀で囲まれた小庭が必ずあるという統一された形。
旧家ばかりなんでしょうね。
さらに先に進むと「当麻蹴速之塚」という五輪塔が。当麻蹴速とは『日本書紀』にも登場する
相撲人(すまいびと)で相撲の神様ともされている伝説上の人物。その当麻蹴速の墓所として
この五輪塔は鎌倉時代に建立されたという。
当麻蹴速は伝説上の人物かもしれないが、その末裔と称する人が「若当麻」という四股名で
昭和の終わり頃から平成の初めにかけて大相撲にいたという話を聞いたことがある。調べてみると
最高位は三段目で、ご先祖のようには大成しなかったみたい・・・。
このような史跡も通りながら、駅から徒歩10分過ぎで當麻寺に到着。ここ数日の温かさでようやく咲いた
桜が出迎えてくれました!
←ポチリとクリック応援お願いします