黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

金剛院の紅葉

2007-11-26 21:24:25 | 京都の寺社・御所・離宮
さて深秋の3連休の最後の日曜日は地元の「金剛院」というお寺へ行ってきました。
金剛院は創建が平安初期で開祖が平城天皇の皇子高丘親王の古刹で紅葉の名所と
して有名ですが僕は初めて行きました。自宅から車で25分ほど。
開門の9時前に到着しましたが盆地の山裾で霧深くてご覧のとおり・・・











写真にとるとうすぼやけて見えますが実際みると幻想的でなかなかいいです!
霧は10時すぎにやっと晴れて一気に日光が紅葉を照らしました。
紅葉に埋もれる三重塔は桧皮葺で室町時代の建築。重文です。





今年の紅葉は京都より地元のこの紅葉が一番美しかったです。
もっと地元を見直さなきゃね・・・。







金剛院の本堂のご本尊は不動明王さまで般若心経を一巻読誦させて頂きました。
また宝物館には快慶作の深沙大将と執金剛神が安置されているということで
要予約なので本日は拝観できませんでしたが、機会があればぜひに。

深秋の清水寺

2007-11-25 15:35:48 | 西国三十三所巡礼
3連休最終日の今日は朝から地元の金剛院へ行ってきました。
最後は地元でしめたかったので。
でも今日のブログ記事は昨日参詣した京都・音羽の清水寺です。

今春にも桜を見に清水寺へ行きました
この時は午前6時の開門前に行って約1時間ほどは人もあまりいなくて
大変静かな境内だったのですが・・・。
さて昨日は日の出も7時前ということなので6時半過ぎに清水寺へと
入りました。まあまだ人も少なかろう・・・とタカをくくっていたのですが
判断甘すぎw この6時半過ぎですでに観光バス数台到着、門前の駐車場は満車。
えっ?えっ?・・・と思いながら門前に行くとめっちゃ観光客いんねんw
まだ日の出前なのになんなんですか~この人たちぃぃぃ!
すでに境内には200人以上はいたと思いますよ。
秋の3連休の京都をナメたらあかんね。

さて肝心の紅葉ですがとりあえず写真を2枚見てもらいましょうかね。





清水寺のある東山は太陽光の加減もあって(僕の写真の腕もだけど)
写真にはあまりきれいには写らないのですが、実際の紅葉も??でした。
どうも色付きが良くないんですよね。
そしてよく葉を見てみると枯れている・・・そしてちぎれている。
そういう葉が多いので全体的に見てもちょっと寂しい色合いなんですよね。
前日の嵯峨野もそういう印象でしたね。ちょっと残念でした。

深秋の嵯峨

2007-11-24 17:49:59 | 京都の寺社・御所・離宮
さて今日は夜明け前に家を出て日の出前には京都の清水寺へ行ってきました。
でも今日のブログ記事は昨日行った嵯峨編どぇす!

僕はしょっちゅう京都へ行くし、大学も京都市内だったので
住んでもいましたけど嵯峨へ行くのは実は中学生以来だったりしますw
嵯峨嵐山など観光地は住んでいればそうそう行かないものですよ。

昨日行ったのは「大覚寺門跡」「清涼寺」「二尊院」です。
とにかく人が多かった(あたり前・・・)
途中、常寂光寺へも行く予定にしていましたが山門が新宿駅並の混雑ぶり
だったので0.1秒の最即決で入山するのをやめました。

まず午前8時半ごろに「大覚寺門跡」へ。
ここは古義真言宗のお寺ですが歴史的に重要なお寺です。
日本史を勉強した人ならすぐにわかると思いますが日本が2つに割れた
南北朝の南朝のはじまりが「大覚寺」を御所とされた後宇多院の「大覚寺」統
なんですね。

まあそれはさておき・・・
格式高い門跡寺院ゆえに境内も「嵯峨御所」の名のとおり御所御殿の
ような佇まいです。寝殿は後水尾院から下賜されたものです。



後宇多法皇の御座所の「御冠の間」



大沢池から望む心経宝塔



大覚寺を出て小倉山へ向かう途中に清涼寺の境内に入って宝塔と紅葉をパチリ
紅葉に塔は合いますね。



次に人でごったかえす常寂光寺をあきらめて「二尊院」へ。
ここは門跡寺院ではありませんが朝廷とのゆかりが深く
境内には公家衆の墓所があります。山門から境内への石階段の紅葉が有名ですが
写真は勅使門脇のものを・・・。



ここで正午近くになったので夕方からの地元でのコンサートのために帰りました。
嵐山から嵯峨野へ行く細い竹林道も人でいっぱいの日でした。

3連休の初日

2007-11-23 19:06:46 | モーツァルト・クラシック音楽
今日はなかなかハードな1日となりました。
まず朝から紅葉の嵯峨嵐山へ!昼まで歩き回って
おりました。この写真はおいおいUPします。

そんでもって正午すぎに電車に飛び乗って
地元へ帰ります。

午後3時半から地元の文化会館で「関西フィルハーモニー管弦楽団」の
演奏会です。目的の演目はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番
ピアニストは22才の新鋭、関本昌平です。
チャイコの曲はなぜか秋に聴くのにぴったりですね、俺的には。
演奏会もファミリーコンサートみたく楽しい内容でした。

最近のオーケストラの地方公演はMCあり企画ありの形式が一般的に
なってますね。ただ演奏するだけじゃなくて。
今日の企画は2人の一般聴衆がタクトを振るっていうものでした。
面白かったです。

さて今日は早く寝ます。
明日は早朝に京都・清水寺へと参ります。
今日と同じく紅葉のために。
連日京都で紅葉です。