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貧しさの中の人民の歴史が見えてくる

2018-02-01 19:40:25 | 日記
よく都内を歴史散歩しますが、時代や背景によって同じ場所を歩いても、いろいろな風景が見えてきます。上野、谷中、浅草や吉原、南千住など幕末の志士が歩いたところから、幕府に捕らえられ処刑され埋葬されたところ、遊女が苦しんで逃げ場を失い身を投げ込んだところ、貧しさのゆえに病気を発症し収容された医療施設と様々で、同じ場所を歩いても見方によって違いが出てきます。都電三ノ輪駅近くに浄閑寺というお寺があります。別の呼び名は投げ込み寺。吉原の無名の遊女たちが葬られています。そこには「生まれては苦界、死しては浄閑寺」とあります。何気なく歩くと通り過ぎてしまう人民の歴史が見方を変えて見えてくるものがあります。
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