笑顔の江川

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明治維新150年を自分の関わりの中から問い直す

2018-02-23 21:17:10 | 日記
今年は明治維新から150年ということで関連本は書店に多く並んでいます。幕末明治に大変興味を持っている私としてはつい買ってしまいます。歴史の本を読むとき、歴史上の人物の偉人伝を読みがちになりますが、私はここ数年活動の関わりの中から知人を通して多くのことに気づかされました。薬害を始め関わっている社会問題にも歴史があり幕末維新に生きた人物とも関りがあるということです。幕末明治に生きた人物で社会問題に関わったと言えば田中正造がすぐ思いつきます。そう足尾鉱毒事件という日本で最初の公害事件を被害民の立場から奔走した人物です。ここまでは普通に思い出されますが、渋沢栄一もまた関連はあります。足尾鉱山の経営者である古川市兵衛は渋沢栄一から資本を提供されています。私が関わっている薬害問題では、薬害エイズ問題の被告企業は第二次世界大戦中、日本陸軍の731部隊という化学兵器製造に関わった人が創業しています。薬害エイズ訴訟に関わった弁護士はハンセン病国賠訴訟にも関わっていてハンセン病の問題で調べていくとハンセン病の隔離政策を主導した医師の光田健輔は渋沢栄一が東京養育院の医師に招いています。明治維新150年の歴史の中に自分の関わる問題が流れており、それが現代にもつながっている歴史を自分自身に問い直すことも大切だと感じています
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