薬害エイズ事件の反省から1999年8月24日の当時の厚生省は中庭に「誓いの碑」を建立しました。翌年の2000年8月24日には薬害根絶デーとして薬害被害者や支援者が集まりました。以来、毎年8月24日に薬害根絶デーのイベントを行っています。そして、今年は20周年です。「誓いの碑」を建てるきっかけとなった薬害エイズー血友病患者の治療に使われた血液製剤にHIVが混入されて多くの血友病患者がエイズで亡くなりましたー裁判の和解により恒久対策としてHIVエイズ治療の開発が進み、生存している薬害エイズ被害者は生き続けることが出来るようになりましたが、HCVなどの重複感染等、様々な病気が発症すると治療は難しく被害はその後の治療行為の難しさがあります。薬害エイズが社会の中で忘れ去られようとしている今、薬害エイズを風化させず、現在起きているHPVワクチン被害も考えながら薬害根絶デーの20周年を準備していかなければなりません。再び悲惨な薬害を起こさないために今年も活動を続けます。
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