昔の本を読み返してみました。その本の題名は「血液の物語」。薬害エイズを振り返ろうと本を読み直しやはりこの本に行きつきました。今年は薬害根絶デー20周年もありその始まりは薬害エイズの反省からスタートしています。想えば私が前職の仕事で調べていた時、ある問題の血液製剤に出会いました。いろいろ調べていたのですが人を通じて薬害エイズ被害者に出会ったとき、その問題の実態が鮮明に映し出されました。知識だけではなく実際に当事者に出会うことにより理解が深まりました。この「血液の物語」には血液の歴史が語られています。薬害エイズの原因となった血液製剤の問題やその製剤を作った製薬企業は第2次大戦中に人体実験をした731部隊であることも書かれています。問題の事柄は歴史的に検証することは大切です。薬害エイズが忘れられようとしている今、薬害エイズを学び薬害根絶のために薬害根絶デーを準備していかなければなりません。
日付がもう変わってしまいましたが、久しぶりに夜にゆっくりと会話しながら食事をして遅くなってしまいました。帰ってくるとポストにアマゾンから届いた本がありました。「明治・大正を生きた女101人」寝ようと思ったら本にはまってしまい、どの女性が好みかなあと読み漁りました。全く単純な自分にあきれ返っています。いろいろと目移りしましたが会津の女性には目を引きます。社会福祉事業に挺身した会津女性の瓜生岩子。会津の家老職の家に生まれハンセン病患者の救済に一生を捧げた井深八重。歴史の中に素敵な女性はたくさんおりますね。