幕末の熊本の武家の家に生まれ武家の家に嫁ぐも離婚して明治5年に40歳で上京してキリスト教に入信女子学院の初代院長や教育界やキリスト教活動で活躍した矢嶋楫子。結婚するも夫と合わず実家の経済的理由で離婚し実家の経済的援助のため売春、人身売買で騙されアメリカの売春宿へ、そこから逃げ出して娼婦救済施設に身を寄せキリスト教に入信。帰国後、社会学者と結婚して女性の地位向上のための運動を行い数々の出版や団体役員に関わった山田わか。この二人は人間の弱さを身を持って体験して、その苦労を乗り越え、その体験を基にして社会運動に身を投じました。人間として逃げたくなる現場、思い出したくない現場で人間の弱さを体験して、その体験から女性の地位向上の社会運動に身を投じた二人に惚れこみました。
「敬天愛人ー天意を司る天を敬うこと、また、人を分け隔てなく愛する天のように、一切の私利私欲を捨て、他者に慈愛を与えること」(西郷隆盛)
今の国会は、この言葉の全く逆のことをやっているようです。人を批判し、自分の地位や名誉に走り、他者を忘れているように見えます。これで良い政治が出来るでしょうか。
勝海舟は、西郷隆盛が、江戸総攻撃の前の談判で、敵である幕臣の自分に敬意を表して対応したことに感心しています。この姿勢こそ政治の姿勢だと思います。勝海舟曰く「政治家の秘訣は・・・ただ正心誠意の四字しかないよ」
今の国会は、この言葉の全く逆のことをやっているようです。人を批判し、自分の地位や名誉に走り、他者を忘れているように見えます。これで良い政治が出来るでしょうか。
勝海舟は、西郷隆盛が、江戸総攻撃の前の談判で、敵である幕臣の自分に敬意を表して対応したことに感心しています。この姿勢こそ政治の姿勢だと思います。勝海舟曰く「政治家の秘訣は・・・ただ正心誠意の四字しかないよ」
今度の日曜日は渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェです。北区や足立区でメディカルカフェを開いて地域でのがん患者さんの集まりの必要性を感じている今日この頃です。毎回新しい方のお問い合わせをいただきます。病気に対する不安からゆっくりとお茶を飲みながら不安感を解消していく姿をを拝見します。お時間のある方はぜひご参加ください。
第36回渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェ
日時:3月25日(日)13時30分~15時30分
場所:北区NPOボランティアぷらざ・サロンコーナー(北区王子の北とぴあ4階)
参加費:500円
第36回渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェ
日時:3月25日(日)13時30分~15時30分
場所:北区NPOボランティアぷらざ・サロンコーナー(北区王子の北とぴあ4階)
参加費:500円
「最弱を以て最強に当る」(田中正造)
足尾鉱毒事件で被害民の立場に立って被害救済に奔走し続けた田中正造。この言葉は最も田中正造の姿勢を表しています。足尾鉱毒事件の産官癒着の構造はその後の多くの公害・薬害問題に出てきています。国会議員で会った田中正造は被害救済を訴え政府の対応を厳しく追及しています。この田中正造の姿勢こそ現代の政治家に求められているものではないでしょうか。
足尾鉱毒事件で被害民の立場に立って被害救済に奔走し続けた田中正造。この言葉は最も田中正造の姿勢を表しています。足尾鉱毒事件の産官癒着の構造はその後の多くの公害・薬害問題に出てきています。国会議員で会った田中正造は被害救済を訴え政府の対応を厳しく追及しています。この田中正造の姿勢こそ現代の政治家に求められているものではないでしょうか。
薬害問題に関わって23年。今日も薬害被害者とお会いしてお話をしました。私は薬害被害当事者でも薬を扱う医療従事者でもありません。そういう意味ではずぶの素人です。そのずぶの素人が23年前に薬害エイズ被害者に出会いその被害の大きさ、そしてその被害が私たちの生活の場で起きていることに驚きました。その驚きは問題を知る知識からではなくではなく被害者の生の声からくる実生活の破壊でした。それ以来、薬害エイズ被害者の支援活動をはじめに、その後に裁判になった薬害肝炎や薬害イレッサなどに支援に関わり、また2000年から始まった8月24日の薬害根絶デーの行動で薬害エイズ以前に起きた薬害スモン、薬害サリドマイドの被害者とも交流して被害者の支援活動に関わってきました。その活動スタンスは常に薬害被害者の生の声を社会に伝えていくことです。知識ではなく被害者である人を通して生の声がいかに社会に伝えていくかを常に考え行動してきました。今また子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の副反応の問題が起きています。被害者の生の声を聞き社会に伝えていく活動はこれからも続きます。