グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

気がかりな民主党政権

2010年10月06日 | 日記
民主党が政権を奪取して一年余りが経過した。
さすがにもうテスト期間は過ぎたと思うがどうも行く末が気がかりである。
とにかくアクションが鈍い。
円高対策もあるにあったが今も1ドル82~83円台で留まっている。
こんなことでは国民の「引き続き委ねてみよう」という気が失せていってしまうのではないかと心配になる。
政治主導も結構だが官僚とは適度な距離を保ち彼らの経験と能力をもっと活かしたらどうだろう。
また野党に対してはねじれ状態を念頭に置きつつ予算案、法案をいち早く提示し合意プロセスをリードすることが必要である。
昨今のように「政治とカネ」や「尖閣列島問題」で防戦一方ではとても経済問題や雇用対策まで手が回らない。
さらに現政権にとっては世論を味方につけることが何よりの援軍だがそのためにもマスメディアに真摯に対応することが求められている。
少なくとも木で鼻を括るような対応は慎むべきであろう。
国民の多くは今でも現政権の継続を願っている。
何しろ有言実行内閣なのだから・・・。