グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

2010国勢調査結果に思う

2011年03月01日 | 日記
昨秋実施した国勢調査結果の速報があった。
人口は前回調査に比し僅か0.05%増(直近では減少に転じたハズだ)、平均世帯人数はとうとう2.5人を割ったとのことだ。
ただ東京圏(1都3県)への人口流入は相変わらずで、地方はサビれる一方だ。
特に今回の調査では名古屋圏も流出圏に転じた。
地方の振興はなかなか難しい、これが成行き任せでは尚更だ。
そんな中で先ごろ国交省・首都機能移転担当セクションがひっそりと活動を終えた。
一昔前のあの遷都フィーバーは何だったのだろうか。
お隣の中国は首都北京は動かさずに経済都市上海を成長させ複眼化を実現したが日本ではとてもこんなことは考えられない。
道州制が残された最後の可能性か?
民間部門の刺激策としては大型経済特区政策があるだろう。
いずれにせよ国土の均衡ある発展も大きな政治課題である。
一極集中の流れから早く脱出したいものである。