台風18号が散々世間を騒がせて立ち去った。
何と避難指示・勧告の対象が295万人に上ったというから凄い。
このところ広島や伊豆大島での避難指示の在り方に非難が集中したためクスリが効きすぎたのだろうか。(笑)
テレビ放送を見ていて驚いたのだが市の全域避難指示・勧告が結構多い。
50世帯、100世帯といった限定されたのエリアの全域避難ならわかるのだが30万、40万都市で全域避難などそもそも(キャパシティを持った)避難先があるのかねえぇ?
何処だったか失念したが避難対象5万人地域で実際に避難した住民は6人だったという。
土砂崩れ発生に関するフォーキャストはまだ難しいというがそれにしてももう少しきめ細かなハザードマップ作りが肝要だ。
検証の済んだ避難計画の伴わない避難指示・勧告は「画に描いた餠」である。
避難指示・勧告の「空振り」を恐れる前にやるべきことがある自治体は多いようだ。