いささか旧聞に属するが先日カイロでパレスチナ自治区ガザの復興を目的にした国際会議が開催され参加各国から総計54億ドルの支援が表明された。
それでも何故かスッキリしない。
というのもその目的が天災からの復興ではなく大半がイスラエル軍による人為的な破壊行為からの復興だからである。
一方の当事者であるイスラエルは一体このニュースをどのように受け止めているのだろう。
国際会議での決議には盟友である米国も含まれているというのに・・・・。
ところでガザ地区の復興には当初40億ドルと見込まれていた。
したがって今回の支援額はヨルダン河西岸のパレスチナ自治区にも振り向けられるというがそれにしても2000人以上の人命は戻ってこないないしガザ地区の当面の困窮生活は不可避である。
パレスチナ人民の受けた心の傷は永遠に癒されるものではないと思う。
まったく人類は罪深いものだ。
また進化しているとも思えない。