英オクスフォード大の教員が著した「雇用の未来ーコンピュータ化によって仕事は失われるのか」によれば今後10年から20年くらいの間に数多くの仕事や職業がなくなるという。
数字でいえば47%というからかなりショッキングな予測ではある。
かって筆者が勤務していた会社では社内にタイピストを多く抱える専門部署があった(どの会社も似たようなものだと思うが)。
社内各部門からの要求を受け対外文書のタイプ化を代行するセクションなのだが「至急」で依頼する際は結構交渉力が必要だった。(笑)
無論ワープロやPCが普及した今このような専門部署はない。
あのタイピストたちはどこへ行ってしまったのだろうか。
そういえば通勤途上でお世話になる鉄道駅でもかっては多数の集改札員がズラッと並んでいたのだが今はそんな光景もない。
瞬時のうちに運賃精算を行う電子マネーシステムの能力は凄いが同時に駅員の仕事を奪っていった。
上記の例はほんの一例だが情報技術の発展は今後多くの職種を駆逐していくだろう。
最後に残るのは究極の接客業だけ?