販売商品を誤発注して途方に暮れた大学生協が学生の支援により無事完売しことなきを得たニュースを興味深く受け止めた。
誤発注の原因もネットなら(これはあくまでも主観、憶測だが)難題解決もネットのパワーによるものなのだ。
昔ながらの電話や伝票を使った受発注処理であれば「普段の10倍の発注量」はチェックできる機会もありそうだが発注、受注側双方のコンピュータがネットでつながっているだけの昨今の処理形態だとこのような誤取引が起こりやすいだろう。
在庫の山を抱えた生協の窮状を見て立ち上がったのが(生協の会員たる)学生諸君である。
日ごろ愛用しているSNSを介して一気に支援の輪が広がった。
生協の感謝特別セールもあって昨日までに誤発注分を全て売り切った。
生協もさぞかしホッとしたことだろう。
学生諸君も普段よりより安く手に入れられたかもしれない。
無論メーカーや問屋だって悪くない話だ。
ネットが作った「三方一両得」、心が暖まるひと時だった。