香港の反政府デモは封鎖物強制撤去で大揺れだが本当にこれで終息するのだろうか。
政府側と学生代表が協議の場を持ったようだが歩み寄りのないままの強制排除は遺恨を残すだけだ。
シリアでは米国の空爆が始まったが民間人の巻き込みが心配だ。
終戦直前の沖縄の惨状を思い出す。
その(一方の当事者である)米国ではミズーリ州ファーガソンを起点に全米でデモが一斉に蜂起しているから他人事ではない。
全く世界中が紛争だらけで嘆かわしい。
日本は幸い民族問題や宗教対立も少ないのでまだ救われるがそれでも社会に対する国民の不満は高まりつつあるように思えてならない。
「相手は誰でもよかった」というような無差別殺人や幼児や高齢者などの社会弱者攻撃は残念ながら今後増えていくのではないかと危惧している。
今回の衆院選挙が少しでも流れを変える機会になることを願うばかりである。