グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

味の素の在宅勤務制度導入に思う

2016年11月28日 | 日記
味の素が来年4月より本体の全社員を対象に在宅勤務制度を導入するという。
働き方の改革については今までいろんな会社がいろんな形での試行を実施してきたが必ずしもスムーズに進んできたわけではない。
一時期フレックスタイムと称する出退社時間弾力化の導入が進んだが所詮トライアルの域を出ることはなく多くの会社で逆戻り現象が見られた。
サテライトオフィス設置も多くの会社で検討されたがついぞ「定着した」、「拡大が進んだ」という話を聞いたことがない。
ところが今回の味の素の在宅勤務制度は本物だ。
画期的なことは全管理職に対し原則週1回の在宅勤務を義務付けていることだ。
上司がとれば一般社員も取りやすくなるし職場の雰囲気も大きく変わる。
ここまで本腰を入れればもう逆戻りすることはないだろう。
在宅勤務制度を採用する企業は味の素以外にも多く出てきた。
働き方改革のここ10年、20年の「行ったり来たり」は一体何だったのだろうと思ってしまうが物事がある日突然一気にブレークスルーすることはままあることだ。
それともこれも「官製」かな?(笑)